謎の人物の画像

 

知りたい人
知りたい人

BTC(ビットコイン)や
ブロックチェーンの生みの親
【サトシ・ナカモト】って
何者なの?

日本人じゃないの?

いまだにどこの誰だか
わかってないって本当なの?

 

本記事では
こういった疑問に答えます。

 

本記事の内容

  • 【サトシ・ナカモト】の謎の正体
  • 【サトシ・ナカモト】日本人説の5つの根拠
  • 【サトシ・ナカモト】日本人否定説の6つの根拠
  • 【サトシ・ナカモト】の正体が不明な4つの理由
  • 【サトシ・ナカモト】死亡説の4つの根拠
  • 【サトシ・ナカモト】の正体候補者
  • 【サトシ・ナカモト】が発表した論文
  • 【サトシ・ナカモト】の痕跡と110万BTC(パトシ・パターン)

 

プロフィール画像

 

ひしはり
ひしはり
こんにちは、ひしはりです。

 

2008年10月31日、
のちに「世界の構造を根本から
変えてしまう」
とまで、
いわれることになる
革新的テクノロジーを生み出す
キッカケとなったひとつの論文が、
世に発表されました。

その論文をもとに誕生した
革新的テクノロジーこそ、
世界初の暗号資産
(仮想通貨)である
「BTC(ビットコイン)」
そのBTC(ビットコイン)を
支える基盤技術である
「ブロックチェーン」です。

そしてその誕生の際に
今世紀最大ともいわれる
も生まれました。

その謎こそ、
この革新的テクノロジーを
生み出すキッカケとなった論文を
発表した人物(団体)が、
いまだに正体不明という謎です。

本記事を読んでも
残念ながら、
その人物(団体)の正体は、
わかりません。

ですが、
その正体不明の謎を
一個人レベルではありますが、
最新情報をもとに
徹底考察してみたいと思います。

この一連の謎の背景に
いったい何があるのか、
どんな思惑がからみ合っているのか、
なんだか、推理小説の中の
探偵になったような気分で
ワクワクしますね。

それではさっそく
この今世紀最大の謎に
足を踏み入れてみましょう。

目次

【サトシ・ナカモト】
BTC(ビットコイン)の生みの親の謎を徹底考察

探偵のイラスト画像

 

前述したように
2008年10月31日、
世界初の暗号資産
(仮想通貨)である
「BTC(ビットコイン)」
そのBTC(ビットコイン)を
支える基盤技術である
「ブロックチェーン」を生み出す
キッカケとなったひとつの論文が、
世に発表されました。

その論文をもとに
翌2009年1月3日に
世界初の暗号資産
(仮想通貨)である
「BTC(ビットコイン)」が、
誕生しました。

 

ビットコインの画像

 

そのもととなった論文を発表したのが、
【サトシ・ナカモト】という
正体不明の謎の人物(団体)です。

しかもなぜか
日本人っぽい名前なんですよね。

この2008年の論文発表以来、
あらゆる人が
この【サトシ・ナカモト】が、
どこの誰なのかを突き止めようと
試みて来ましたが、
いまだにその正体はわかっていません。

「これまでの世界の構造を
根本から変えてしまう」
とまでいわれる
革新的テクノロジーの発案者が、
今のこの情報化社会の中で、
正体不明なんて、
まさに今世紀最大の謎
いえるでしょう。

ということで、
順に解説・考察していきますね。

【サトシ・ナカモト】の謎の正体

正体の画像

 

まず、結論です。

冒頭から何度か述べているとおり、
【サトシ・ナカモト】の正体は、
いまだにわかっていません。
(本記事執筆時点:2026年4月)

【サトシ・ナカモト】が、
個人なのか、団体なのかも
ハッキリしていません。

 

ハンガリーの首都ブダペストにある【サトシ・ナカモト】のブロンズ像

サトシ・ナカモトの銅像の画像 出典:Forbes JAPAN

インターネット・SNS全盛期、
この情報化社会のまっただ中にあって
ずっと迷宮入りのままなんです。

「この時代にそんなことある?」って
思いますよね。

ですが、実際に今も、
17年以上の年月にわたり、
どこの誰なのか
わからないままなんですね。

徹底した匿名性
(とくめいせい)が、
つらぬかれています。

【匿名性】

本人の名前や正体を
明かさないこと。

または誰であるか
特定されない状態のこと。

 

【サトシ・ナカモト】日本人説の5つの根拠

日本のイラスト画像

 

続いて
【サトシ・ナカモト】
日本人説についてです。

いまだにどこの誰かもわからない
【サトシ・ナカモト】ですが、
ボクたち日本人にとっては、
名前の第一印象
日本人だと思ってしまいますよね。

「なかもと さとしさん……
ふつうにおられそうですもんね。」

そんな【サトシ・ナカモト】
日本人説の根拠は、
大きく5つあります。

【サトシ・ナカモト】
日本人説5つの根拠は、
次のとおりです。

 

【サトシ・ナカモト】日本人説5つの根拠

  1. 日本人名として自然に認識できる
  2. 論文の邦訳において「中本哲史」と記載されている
  3. 「中本哲史」として記載されている文献がある
  4. プロフィールに日本在住歴の記載がある
  5. 日本の匿名ドメイン登録サービスを利用している

 

① 日本人名として自然に認識できる

日本人なかもとさとしのイメージイラスト画像

 

【サトシ・ナカモト】
日本人説5つの根拠①は、
「日本人名として
自然に認識できる」です。

まず、ボクたち日本人にとって、
【サトシ・ナカモト】という名前は、
「なかもと さとし」という
日本人名として自然に認識できますよね。

この【サトシ・ナカモト】の
字面(じづら)を見て
「おっ!なんかアメリカンな名前!」
と思われる方は少ないはず。

② 論文の邦訳において「中本哲史」と記載されている

中本哲史の漢字とひらがなの画像

 

【サトシ・ナカモト】
日本人説5つの根拠②は、
「論文の邦訳において
『中本哲史』と記載されている」です。

【サトシ・ナカモト】が、
2008年に発表した論文については、
後述しますが、
その論文の邦訳において
著者名が「サトシ・ナカモト」
または「中本哲史」と記載されて
紹介されているものもあります。

③「中本 哲史」として記載されている文献がある

中本哲史について書かれた本を読んでいるイラスト画像

 

【サトシ・ナカモト】
日本人説5つの根拠③は、
「『中本哲史』として
記載されている文献があるです。

暗号資産(仮想通貨)の
BTC(ビットコイン)や
ブロックチェーンについて
解説された文献などの中には、
【サトシ・ナカモト】が
漢字の「中本哲史」として記載されて
紹介されているものもあります。

④ プロフィールに日本在住歴の記載がある

日本在住歴のイメージ画像

 

【サトシ・ナカモト】
日本人説5つの根拠④は、
「プロフィールに
日本在住歴の記載があるです。

2012年時点の
P2P Foundation
(ピア・ツー・ピア・
ファウンデーション)の
プロフィールにおいて
【サトシ・ナカモト】自身が、
1975年4月5日生まれの男性で
日本在住の37歳と記載しています。

 

P2P Foundationのサトシ・ナカモトのプロフィール画面 出典:Internet Archive Wayback Machine

 

【P2P Foundation】

正式名称「The Foundation for
P2P Alternatives」
(ザ・ファウンデーション・
フォー・ピア・ツー・ピア・
オルタナティブス)。

インターネット上の個人のつながり
P2P(ピア・ツー・ピア)と
コモンズ(共有資源)をベースとした
新しい社会のあり方を研究・推進する
国際的な非営利組織のこと。

 

⑤ 日本の匿名ドメイン登録サービスを利用している

フードを被った謎の人物の画像

 

【サトシ・ナカモト】
日本人説5つの根拠⑤は、
「日本の匿名ドメイン
登録サービスを利用しているです。

【サトシ・ナカモト】は、
2008年8月18日に
ドメイン「bitcoin.org」を登録する際に、
顧客の匿名性を保護する
匿名ドメイン登録サービスである
「AnonymousSpeech.com
(アノニマス・スピーチ・ドットコム)」

利用しています。

AnonymousSpeech.comは、
当時、日本の東京
拠点を置いており、
このサービスへの登録自体も、
東京の短期滞在用住宅仲介業者
経由して行われました。

【短期滞在用住宅仲介業者】

ウィークリーマンションや
マンスリーマンション、民泊など
1週間〜数ヶ月程度の短期間、
家具・家電付きで滞在できる住宅
(短期賃貸物件)の仲介・運営を
行う事業者のこと。

 

以上、5つの根拠から
【サトシ・ナカモト】が、
「日本人ではないのか?」
考察されたこともあったんですね。

「考察されたこともあった」
過去形にしている理由については、
次章で解説します。

【サトシ・ナカモト】日本人否定説の6つの根拠

NO日本のイラスト画像

 

続いて
【サトシ・ナカモト】
日本人否定説についてです。

前章の根拠などから、
「日本人ではないのか?」
考察されたこともあった
【サトシ・ナカモト】ですが、
近年では【サトシ・ナカモト】が
日本人である可能性は、
限りなく低いといわれています。

その根拠は、
大きく6つあります。

【サトシ・ナカモト】
日本人否定説6つの根拠は、
次のとおりです。

 

【サトシ・ナカモト】日本人否定説6つの根拠

  1. ネイティブレベルの英語力
  2. イギリス英語特有の表現
  3. イギリス式の日付形式やダブルスペース
  4. イギリスの新聞の見出しを使用
  5. 活動時間帯とタイムゾーン(TZ)の不一致
  6. 日本人としての形跡が皆無

 

① ネイティブレベルの英語力

外国の子供たちの画像

 

【サトシ・ナカモト】の
日本人否定説6つの根拠①は、
「ネイティブレベルの英語力」です。

【サトシ・ナカモト】によって書かれた
論文やメール、コメント、
フォーラムへの投稿などは、
極めて流暢な英語で書かれており、
英語を母国語として育った
ネイティブレベルの完璧な英語力、
あるいはそれに準ずる英語力を持った
人物(団体)であると考察されています。

② イギリス英語特有の表現

イギリスの街並みの画像

 

【サトシ・ナカモト】の
日本人否定説6つの根拠②は、
「イギリス英語特有の表現です。

【サトシ・ナカモト】によって書かれた
論文やメール、コメント、
フォーラムへの投稿などには、
アメリカ英語では使用されない
イギリス英語特有の表現
(なまり・スペリング・言い回し)が、
使われています。

【サトシ・ナカモト】が使った
イギリス英語特有の表現は、
次のとおりです。

 

【サトシ・ナカモト】が使ったイギリス英語特有の表現

  • bloody hard(ブラッディー・ハード:非常に厳しい)
  • cancelled(キャンセルド:キャンセルされた)
  • centre(センター:中心)
  • colour(カラー:色)
  • favour(フェイバー:好意)
  • flat(フラット:アパート)
  • maths(マス:数学)
  • minimise(ミニマイズ:最小化する)
  • neighbour(ネイバー:隣人・近所の人)
  • optimise(オプティマイズ:最適化する)

 

上記のように、
アメリカ英語ではなく、
イギリス英語で使われる特有の表現
(なまり・スペリング・言い回し)が、
一貫して使われていました。

③ イギリス式の日付形式やダブルスペース

パソコンを操作する人の画像

 

【サトシ・ナカモト】の
日本人否定説6つの根拠③は、
「イギリス式の日付形式や
ダブルスペースです。

【サトシ・ナカモト】によって書かれた
論文やメール、コメント、
フォーラムへの投稿などの日付形式は、
「日/月/年の順(例:31/10/2008)」
記されることが多く、
これもイギリス式の特徴です。

また、文末のピリオドのあとに
スペースを2つ入れるクセがあり、
これはかつてのイギリスのタイピング習慣や
教育を受けた世代の特徴と
一致するといわれています。

④ イギリスの新聞の見出しを使用

新聞の画像

 

【サトシ・ナカモト】の
日本人否定説6つの根拠④は、
「イギリスの新聞の見出しを使用です。

【サトシ・ナカモト】は、
2009年1月3日に最初のブロック
「ジェネシスブロック」
誕生させました。

 

ジェネシスブロックのイメージ画像

 

【ジェネシスブロック】

ブロックチェーン技術において、
最初にマイニング(採掘)された
「ブロック0」と呼ばれる
最初のブロックのこと。

すべてのブロックチェーンの
起源であり、前ブロックへの
ハッシュ値を持たない
唯一無二のブロックのこと。

ジェネシス(Genesis)は、
ギリシャ語の「誕生・起源」を
語源とし、英語で「起源」「発生」
「始まり」「創世記」を
意味する言葉。

 

【マイニング】

ブロックチェーン上で
公開された情報の
内容や記録の暗号を
解読・検証・管理・合意形成をし、
新たなブロックを
つなぎ足していく作業のこと。

マイニングする人のことを
「マイナー(採掘者)」と呼ぶ。

 

その際に世界最古かつ、
最も権威のあるイギリスの新聞
「The Times(ザ・タイムズ)」
一面記事の見出しを
そのデータ内に埋め込んでいます。

【サトシ・ナカモト】が、
データ内に埋め込んだ見出しは、
次のとおりです。

 

【サトシ・ナカモト】が、データ内に埋め込んだ見出し

The Times 03/Jan/2009 Chancellor on brink of second bailout for banks
(タイムズ 2009年1月3日:財務大臣、銀行への2度目の救済措置(公的資金注入)の瀬戸際)

引用元:The Times

 

これには以下の
2つの意味があるとされています。

 

見出しがデータ内に埋め込まれた2つの意味

  • タイムスタンプとしての証明
  • 既存金融システムや銀行救済策への批判

 

1つ目が、
タイムスタンプとしての証明です。

ジェネシスブロックが、
2009年1月3日以降に生成されたことを
客観的に証明するための
タイムスタンプの手段として
埋め込まれたといわれています。

2つ目が、
既存金融システム
銀行救済策への批判です。

2008年のリーマンショック後の
世界的金融危機に対する
既存金融システムや銀行救済策への
批判を込めて埋め込まれたと
いわれています。

⑤ 活動時間帯とタイムゾーン(TZ)の不一致

地球の時間の画像

 

【サトシ・ナカモト】の
日本人否定説6つの根拠⑤は、
「活動時間帯と
タイムゾーン(TZ)の不一致
です。

「タイムゾーン(TZ)」とは、
地球上で同一の標準時を採用している
地域の集合のことをいいます。

たとえば、
日本では国土全体で単一の
日本標準時JST
Japan Standard Time
(ジャパン・スタンダード・タイム)」として
「UTC+9」が採用されています。

これは、
協定世界時UTC
Coordinated Universal Time
(コーディネーテッド・
ユニバーサル・タイム)」より
9時間進んだ標準時です。

【サトシ・ナカモト】の
メール送信やコードの更新、
500以上のフォーラム投稿などの
オンライン上での活動時間帯を分析すると、
多くの投稿が米国東部標準時
EST:Eastern Standard Time
(イースタン・スタンダード・タイム)の
00:00〜08:00であったり、
または、太平洋標準時
PST:Pacific Standard Time
(パシフィック・スタンダード・タイム)の
22:00〜06:00のあいだに集中しています。

これは北米の西海岸から東海岸や
イギリス時間の日中の活動サイクルと
一致しています。

 

世界地図のイラスト画像

 

また、
BTC(ビットコイン)の論文の
PDFメタデータも、
アメリカ大陸のタイムゾーン
(UTC-6・UTC-7)
一致しています。

【UTC-6】

米国中部標準時相当
米国山岳部夏時間相当

 

【UTC-7】

米国山岳部標準時相当

 

BTC(ビットコイン)の論文の
おもなPDFメタデータ項目は、
次のとおりです。

 

BTC(ビットコイン)の論文のおもなPDFメタデータ項目

  • 作成日時(CreationDate):2009年3月24日 11:33:15 (UTC-6)
  • 更新日時(ModDate):2009年3月24日 11:33:15
  • タイトル (Title):Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System
  • 作成者 (Author):Satoshi Nakamoto
  • 作成アプリケーション:(Creator)OpenOffice.org 2.4 Writer
  • PDF変換ソフト:(Producer)OpenOffice.org 2.4 Writer
  • ページ数:9ページ

 

論文自体が公開されたのは、
2008年10月31日ですが、
現在公式サイトにあるPDFファイルの
メタデータ上の作成日は、
2009年3月24日となっています。

これは2008年10月31日の
論文公開日以降に
【サトシ・ナカモト】によって
一部の記述が修正・更新されたことで
PDFが再生成、または更新されたためです。

これらのことから
【サトシ・ナカモト】が、
日本に住んでいる人物と仮定すると、
UTC-6やUTC-7(論文初版公開時)
といったタイムゾーンは、
不自然な生活パターンですし、
通常考えられる活動時間帯と
不一致です。

⑥ 日本人としての形跡が皆無

日本地図に無の文字のイラスト画像

 

【サトシ・ナカモト】の
日本人否定説6つの根拠⑥は、
「日本人としての形跡が皆無です。

【サトシ・ナカモト】という名前は、
日本人を連想させますが、
【サトシ・ナカモト】の
これまでの活動の中で、
日本人としての形跡は皆無です。

投稿や議論はすべて英語で行われ、
日本語による発信や
日本のコミュニティと
交流したりした形跡が、
いっさい確認されていません。

日系人説や
日本の数学者説も出ましたが、
今も確定的な証拠はありません。

 

以上、6つの根拠から
【サトシ・ナカモト】が、
日本人である可能性は、
限りなく低いというのが、
現在での主流の考えとなっています。

【サトシ・ナカモト】の正体が不明な4つの理由

Whyのイラスト画像

 

続いて
【サトシ・ナカモト】の正体が、
不明な理由を考察していきます。

世界中のあらゆる人たちが、
あらゆる角度からその正体に迫ろうと
検証して来ましたが、
いまだに真相は闇の中です。

なぜなら、
【サトシ・ナカモト】の正体が、
不明といった事実には、
意図的な理由があるからです。

【サトシ・ナカモト】の
正体が不明な理由は、
大きく4つあります。

【サトシ・ナカモト】の
正体が不明な4つの理由は、
次のとおりです。

 

【サトシ・ナカモト】の正体が不明な4つの理由

  1. 徹底した匿名性の保持
  2. 分散化コンセプトの神話的ブランディング
  3. 法的・物理的リスクへのリスクヘッジ
  4. 消息不明のエンディング

 

① 徹底した匿名性の保持

マスクと地球の画像

 

【サトシ・ナカモト】の
正体が不明な4つの理由①は、
「徹底した匿名性の保持」です。

【サトシ・ナカモト】は、
論文発表や初期のメール通信において、
実名、写真、個人的な経歴を
いっさい公開していません。

前述したP2P Foundation
プロフィールにおいての情報も
【サトシ・ナカモト】の
単なる仮のデータや匿名性を守るための
偽装である可能性が高いといわれています。

メールや投稿も完全に
暗号化・匿名化されており、
意図的に個人情報を隠す高度で
巧妙な手口が使われています。

前述した匿名ドメイン登録サービス
「AnonymousSpeech.com」
利用されたのも、
この徹底した匿名性の保持のためです。

② 分散化コンセプトの神話的ブランディング

空飛ぶペガサスの画像

 

【サトシ・ナカモト】の
正体が不明な4つの理由②は、
「分散化コンセプトの
神話的ブランディング」です。

BTC(ビットコイン)は、
中央銀行や政府といった
中央集権的な組織に依存しない
非中央集権的分散化コンセプト
のもとに考案されました。

よって自らの正体が判明し、
いやおうなく中央集権的に
影響力が増すことは、
【サトシ・ナカモト】が目指す
分散化コンセプトに反します。

これほどの革新的テクノロジーの
発案者の正体を、意図的に隠すことで、
BTC(ビットコイン)の持つ
分散化コンセプトのブランディングを
神話的に構築させて来たといえます。

③ 法的・物理的リスクへのリスクヘッジ

リスクヘッジのイメージ画像

【サトシ・ナカモト】の
正体が不明な4つの理由③は、
「法的・物理的リスクへの
リスクヘッジ」です。

【サトシ・ナカモト】は、
最大で約110万BTC
(ビットコイン)を保有していると
推定されています。

本記事執筆時点(2026年4月)での
1BTC(ビットコイン)の価格
(約1,075万円)で換算すると、
約11兆8,337億円という
とんでもない額になります。

もし、
【サトシ・ナカモト】の正体が、
特定されてしまうと、
各国政府をはじめ、
世界中の金融機関などからの注目や、
また犯罪組織から標的にされるなど、
法的・物理的リスクが、
爆上がりしてしまいます。

正体を徹底して明かさないことで、
法的・物理的リスクへの
リスクヘッジが行われています。

【リスクヘッジ】

将来起こりうる危険や損失
(リスク)を事前に予測し、
その発生を回避、または損害を
最小限に抑えるための
具体的な対策・準備のこと。

 

④ 消息不明のエンディング

霧の森の画像

 

【サトシ・ナカモト】の
正体が不明な4つの理由④は、
「消息不明のエンディング」です。

【サトシ・ナカモト】は、
2009年の運用開始から
しばらくは開発を主導していましたが、
自身が設立したBTC(ビットコイン)の
コミュニティフォーラムである
「BitcoinTalk(ビットコイントーク)」
2010年12月12日
最後となる投稿をしています。

その数ヶ月後、
2011年4月23日
共同開発者の一人である
マイク・ハーン氏に対し、
「私は別のことに移った」という
内容のメールを送り
プロジェクトの管理権限を譲渡して
表舞台から忽然と消え去っています。

その後、現在まで約15年たちますが、
【サトシ・ナカモト】による
オンライン上での活動や、
公式な声明などは、
いっさい確認されていません。

前述した【サトシ・ナカモト】が、
保有していると推定されている
約110万BTC
(ビットコイン)
彼(彼ら)が消えた後、
一度も移動されていません。

完全に歴史の表舞台から消える
消息不明のエンディングを
演出することで、
【サトシ・ナカモト】の一連の活動は、
見事に完結されています。

 

以上、4つの理由から
【サトシ・ナカモト】の正体が、
いまだに不明な状況が、
続いているわけですね。

【サトシ・ナカモト】死亡説の4つの根拠

外国のお墓の画像

 

続いて【サトシ・ナカモト】
死亡説について考察していきます。

前章の最後で述べたとおり、
【サトシ・ナカモト】は、
2011年4月以降、
完全に歴史の表舞台から消えました。

その後、現在まで15年以上、
まったく音沙汰なしの
消息不明なことから、
一部では、
「すでにサトシ・ナカモトは、
死亡しているのではないか?」
といった
死亡説もささやかれています。

【サトシ・ナカモト】死亡説の根拠は、
大きく4つあります。

【サトシ・ナカモト】死亡説4つの根拠は、
次のとおりです。

 

【サトシ・ナカモト】死亡説4つの根拠

  1. 手つかずのままの巨額の資産
  2. 消息不明の沈黙状態
  3. 有力候補者の死亡
  4. 創設者としてのリスク

 

① 手つかずのままの巨額の資産

札の画像

 

【サトシ・ナカモト】
死亡説4つの根拠①は、
「手つかずのままの巨額の資産」です。

【サトシ・ナカモト】が、
保有していると推定されている
最大約110万BTC
(ビットコイン)という巨額の資産は、
2009年から2026年現在まで、
一度もウォレットから
移動されていません。

【ウォレット】

直訳すると「財布」の意味で、
暗号資産(仮想通貨)や
NFTを自分で管理できる
電子上の財布のこと。

 

【NFT】

「Non-Fungible Token
(ノン・ファンジブル・トークン)」
の略で、非代替性
(ひだいたいせい)トークン
代替不可能
(だいたいふかのう)トークン
のこと。

 

もし、【サトシ・ナカモト】が
生きているとしたら、
これだけ巨額の自身の資産に対して
約17年以上にわたり、
いっさい手つかずのまま放置というのは、
あまりにも不自然です。

その理由として、
本人がすでに死亡しており、
本人だけが知っていた
資産にアクセスするための「秘密鍵」が、
失われた可能性が挙げられています。

【秘密鍵】

暗号資産(仮想通貨)やNFTを
安全に管理するために暗号化された
自分だけが知る極秘の
英数字の文字列のこと。

 

消息不明の沈黙状態

沈黙の男性の画像

 

【サトシ・ナカモト】
死亡説4つの根拠②は、
「消息不明の沈黙状態」です。

前述したとおり
【サトシ・ナカモト】は、
2011年4月23日以降、
表舞台から忽然と消え去っています。

その後も現在にいたるまで
約15年、完全なる沈黙状態が、
続いています。

その15年のあいだには、
BTC(ビットコイン)を揺るがす
さまざまな状況の変化
紆余曲折(うよきょくせつ)が、
あったにも関わらずです。

もし、【サトシ・ナカモト】が
生きているとしたら、
「ビットコインプロジェクトの
第一線から身を引いた」
いったことだけでは、
説明がつかないほどの
徹底した沈黙状態です。

有力候補者の死亡

棺桶を持つ人達の画像

 

【サトシ・ナカモト】
死亡説4つの根拠③は、
「有力候補者の死亡」です。

次章でも述べますが、
【サトシ・ナカモト】には、
その正体に関して
有力候補といわれる人物が、
何人もいます。

その中の数名が、
すでにこの世を去っており、
そのため【サトシ・ナカモト】は、
すでに死亡しているといった死亡説の
根拠となっています。

【サトシ・ナカモト】の正体として
すでにこの世を去っている
有力候補者は、
次のとおりです。

 

すでにこの世を去っている有力候補者

  • デビット・クレイマン
  • ハル・フィニー
  • レン・ササマン
  • 金子 勇(かねこ いさむ)

 

デビット・クレイマン
(David Kleiman)

コンピュータ・フォレンジクスの
専門家でした。
2013年に死去しています。

【コンピュータ・フォレンジクス】

コンピュータやハードディスクなどに
残されたデジタルデータを
収集・分析・調査し、
法的証拠となる情報を
明らかにする技術や手法のこと。

「デジタル鑑識」とも呼ばれる。

 

ハル・フィニー
(Hal Finney)

暗号技術の先駆者でした。
2014年に死去しています。

 

レン・ササマン
(Len Sassaman)

暗号技術者・
プライバシー擁護論者でした。
2011年に死去しています。

 

金子 勇
(かねこ いさむ)

P2Pファイル共有ソフト「Winny」を
開発したプログラマーでした。
2013年に死去しています。

 

創設者としてのリスク

リスクのイラスト画像

 

【サトシ・ナカモト】
死亡説4つの根拠④は、
「創設者としてのリスク」です。

暗号資産(仮想通貨)業界では、
創設者が不審な状況で
死亡するケースが少なくありません。

過去に不審な状況で
死亡している創設者を
一部ご紹介しておきます。

過去に不審な状況で
死亡している創設者は、
次のとおりです。

 

過去に不審な状況で死亡している創設者

  • ジェラルド・コットン
  • ジョン・フォーサイス
  • ティアンティアン・クランダー
  • ニコライ・ムシェギアン
  • ボブ・リー

 

ジェラルド・コットン
(Gerald Cotten)

元カナダ最大級の
暗号資産(仮想通貨)取引所
「QuadrigaCX
(クアドリガ・シーエックス」

共同創設者です。

2018年12月に
インド旅行中に急死しています。

 

ジョン・フォーサイス
(John Forsyth)

暗号資産(仮想通貨)
「Onfoコイン」の共同創設者です。

2023年5月に
失踪後、アメリカ・アーカンソー州で
銃傷による遺体で発見されています。

 

ティアンティアン・クランダー
(Tiantian Kullander)

暗号資産(仮想通貨)
金融サービス企業
「Amber Group
(アンバーグループ)」

共同創設者です。

2022年11月に
就寝中に急死しています。

 

ニコライ・ムシェギアン
(Nikolai Mushegian)

暗号資産(仮想通貨)
「DAI(ダイ)」を発行・管理する
分散型自律組織
「MakerDAO(メイカーダオ)」
共同創設者です。

2022年10月に
カリブ海・プエルトリコの海岸で
溺死しています。

 

ボブ・リー(Bob Lee)

アメリカのモバイル送金サービス
「Cash App(キャッシュアプリ)」
創設者です。

2023年4月に
サンフランシスコの路上で
刺殺されています。

 

このように
暗号資産(仮想通貨)業界では、
数年間のあいだに不審な状況で
死亡する創設者が相次ぎました。

もし、【サトシ・ナカモト】が
生きているとしたら、
いつ、正体が特定されて
こうした不審な状況に
巻き込まれるかもわかりません。

常にあらゆる組織から
目をつけられ狙われ続ける
「創設者としてのリスク」という
十字架を今もなお、
背負い続けていることになります。

 

十字架を背負って歩く人のイラスト画像

 

そのプレッシャーやストレス、
恐怖や不安は、
想像を絶するもののはずです。

そんな毎日の中で果たして人は、
心身ともに、まともな健康状態で
いられるものでしょうか。

そういった観点からも
「すでにサトシ・ナカモトは、
死亡しているのではないか?」
といった
死亡説がささやかれているわけですね。

 

以上、
【サトシ・ナカモト】
死亡説4つの根拠でした。

【サトシ・ナカモト】の正体候補者

候補者の画像

 

続いて
【サトシ・ナカモト】の
正体候補者です。

前章で触れた
すでに死去している人物もいますが、
2008年の論文発表以来、
多くの候補者の名前が
挙げられて来ました。

過去に候補者として名前が挙がった
【サトシ・ナカモト】の
おもな正体候補者は、
次のとおりです。

 

【サトシ・ナカモト】のおもな正体候補者

候補者名肩書・経歴
※ 別記参考あり
アダム・バックイギリスの
暗号技術者
「Hashcash」
開発者
サイファーパンク
活動家
イーロン・マスクアメリカの起業家
「テスラ」CEO
「SpaceX」CEO
「X」CTO
「PayPal」
共同創業者
ウェイ・ダイ中国系アメリカ人の
暗号技術者
「b-money」
考案者
サイファーパンク
活動家
ギャビン・
アンドリーセン
アメリカの
ソフトウェア開発者
「BTC」初期の
主要開発者
クレイグ・
S・ライト
オーストラリアの
コンピュータ科学者
実業家
自称
サトシ・ナカモト
「Bitcoin SV」の
推進
ジェームズ・
A・ドナルド
カナダの暗号技術者
サイファーパンク
活動家
デビッド・
クレイマン
アメリカの
コンピューター
犯罪捜査官
情報セキュリティ
専門家
デビッド・チャウムアメリカの暗号学者
「DigiCash社」
創設者
電子マネーシステム
「eCash」開発者
サイファーパンク
活動家
ドリアン・ナカモト元航空関連や
防衛関係の
日系アメリカ人
ソフトウェア
エンジニア
ニック・サボアメリカの暗号学者
コンピュータ科学者
「Bit Gold」
発案者
「スマートコントラクト」
提唱者
サイファーパンク
活動家
ハル・フィニーアメリカの
暗号技術先駆者
コンピューター
科学者
サイファーパンク
活動家
ピーター・ティールアメリカの起業家
「PayPal」
「OpenAI」
「Palantir」
共同創業者
ピーター・トッドカナダの
ソフトウェア開発者
応用暗号学
コンサルタント
「Bitcoin Core」
開発者
サイファーパンク
活動家
ベン・ローリーイギリスの
暗号技術者
セキュリティ専門家
「OpenSSL」
主要開発者
サトシ・ナカモトが
直接メールを送った
数少ない人物の一人
サイファーパンク
活動家
ポール・
カルダー・ルルー
南アフリカ・
ローデシア系の
暗号技術者
ソフトウェア開発者
国際的犯罪組織の
首謀者
レン・ササマンアメリカの
暗号技術者
プライバシー
擁護論者
「Mixmaster」
コード管理者
サイファーパンク
活動家
金子 勇
(かねこ いさむ)
日本の
ソフトウェア開発者
情報工学者
「Winny」開発者

 

※ 以下、参考です。

【Hashcash
(ハッシュキャッシュ)】

スパムメールやDoS攻撃
(サービス不能攻撃)を防ぐための
「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」
システムのこと。

 

【PoW
(プルーフ・オブ・ワーク)】

BTC(ビットコイン)などで
採用されている
ネットワーク上の取引が
正しいことを証明し、
合意を形成するための仕組み
(コンセンサスアルゴリズム)
のこと。

 

【サイファーパンク】

1990年代初頭に始まった
暗号技術を用いてデジタル上の
プライバシーと匿名性を守る
活動のこと。

国家や巨大企業による
監視を否定し、個人が暗号技術で
プライバシーを守る権利を主張。

 

【テスラ】

イーロン・マスク氏がCEOを務める
アメリカのEV(電気自動車)および
クリーンエネルギー企業のこと。

 

【SpaceX
(スペースエックス)】

イーロン・マスク氏がCEOを務める
アメリカの民間宇宙企業のこと。

 

【X(エックス)】

イーロン・マスク氏によって
買収・改称された
旧Twitter(ツイッター)のこと。

 

【PayPal(ペイパル)】

世界で4億人以上が利用する
オンライン決済・送金サービス
のこと。

 

【b-money
(ビー・マネー)】

ウェイ・ダイ氏が提唱した
匿名で分散型の
電子キャッシュシステムの
構想のこと。

 

【Bitcoin SV
(ビットコイン・エスブイ)】

正式名称は
「Bitcoin Satoshi Vision
(ビットコイン・
サトシ・ビジョン)」。

2018年11月に
「BCH
(ビットコインキャッシュ)」から
ハードフォーク(分岐)して誕生した
暗号資産(仮想通貨)のこと。

 

【DigiCash
(デジキャッシュ)社】

デビッド・チャウム氏が
1989年に設立した
初期の電子マネー企業のこと。

 

【eCash
(イーキャッシュ)】

デビッド・チャウム氏が
1990年代初頭に開発した
世界初の匿名性の高い
電子マネーシステムのこと。

 

【Bit Gold
(ビットゴールド)】

ニック・サボ氏が
1998年に提案した
BTC(ビットコイン)の
直接的な先駆けとなる
デジタル通貨構想のこと。

 

【スマートコントラクト】

ニック・サボ氏が
1990年代に提唱した
あらかじめ設定された
契約の条件をデジタルコード化し、
条件が満たされたときに
第三者を介さずプログラムによって
契約や取引が自動的に
実行される仕組みのこと。

 

【OpenAI(オープンエーアイ)】

「ChatGPT
(チャットジーピーティー)」などで
知られるアメリカの
人工知能(AI)の
研究・開発企業のこと。

 

【Palantir(パランティア)】

正式名称「Palantir Technologies
(パランティア・テクノロジーズ)」。

2003年に設立された
アメリカのビッグデータ分析・
AIソフトウェア企業のこと。

 

【Bitcoin Core
(ビットコイン・コア)】

ビットコインネットワークの
基盤となる公式な
オープンソースソフトウェアのこと。

サトシ・ナカモトが最初に公開した
「Bitcoin」クライアントの
正統な後継版。

 

【OpenSSL
(オープンエスエスエル)】

インターネット上の安全な通信
(SSL/TLS)を実装する
オープンソースの暗号化
ライブラリ・ツールキットのこと。

 

【Mixmaster
(ミックスマスター)】

1990年代に開発された
送信者の情報を完全に隠して
メールを送る
「匿名リメイラー」の一種のこと。

 

【Winny(ウィニー)】

金子 勇氏が2002年に開発した
高い匿名性を持つ日本製の
P2P(ピア・ツー・ピア)
ファイル共有ソフトのこと。

 

【P2P(ピア・ツー・ピア)】

中央サーバーを介さず、
ネットワーク上の端末同士で
直接通信し、
データやファイルをやり取りする
分散型ネットワーク技術のこと。

 

ここに挙げた
17名の候補者中「10名」の候補者が、
サイファーパンク活動家というのも
興味深いですね。

【サトシ・ナカモト】も
この「サイファーパンク」
コミュニティの
メーリングリストを通じて、
BTC(ビットコイン)の論文を
公開していることから、
サイファーパンク運動の思想と
共鳴していたといえます。

 

 

上記の【サトシ・ナカモト】の
正体候補者の中には、
クレイグ・S・ライト氏のように
「自分がサトシ・ナカモトである」
といった「自称サトシ」もいます。

ですが、
この自称サトシ説は、
提示された証拠の技術的な証明が
不十分であるとされ、
多くの暗号資産(仮想通貨)
コミュニティからは、
認められていませんでした。

さらに近年(2024年3月)
イギリスの高等法院の判決により、
証拠の大量偽造などで
クレイグ・S・ライト氏が、
サトシ・ナカモトではないことが、
法的に認定されています。

また、他のどの候補者説についても
公式な証拠や決定的な証拠が、
見つかっていないため、
あくまで状況証拠にもとづいた
憶測の域を出ていないのが、
現状です。

各候補者ごとのおもな状況証拠を
まとめておきますね。

各候補者たちが、
【サトシ・ナカモト】だと
憶測されるおもな状況証拠は、
次のとおりです。

 

【サトシ・ナカモト】だと憶測されるおもな状況証拠

候補者状況証拠
アダム・バックBTC(ビットコイン)の基盤技術である「PoW(プルーフ・オブ・ワーク」の先駆けとなった「Hashcash(ハッシュキャッュ)」の開発者。
サトシ・ナカモトの論文で彼の文献が引用されている。
文章のクセやダブルスペースの使用など
サトシ・ナカモトと共通するイギリス的なライティングスタイルが指摘されている。
サトシ・ナカモトが活動していた時期に自身の研究や活動に関する公の記録が極端に少ない。
BTC(ビットコイン)の開発を主導する企業「Blockstream(ブロックストリーム)」を設立し、現在もBTC(ビットコイン)の仕様に大きな影響力を持っている。
サトシ・ナカモトが2008年に論文を公開する前にアダム・バック氏にメールで連絡していたことが判明している。
イーロン・マスクBTC(ビットコイン)を実現するために必要な高度なプログラミング能力(C++のコーディングスキル)と暗号学、数学、経済学のすべてを兼ね備えている数少ない人物。
元SpaceXのインターン生であるサヒル・グプタ氏が「イーロン・マスクがおそらくサトシ・ナカモトである」という主張を展開。
伝統的な金融機関の非効率性を批判し、デジタル通貨の可能性を初期から支持(あるいは言及)。
サトシ・ナカモトの論文で使われている言い回しや技術的な記述スタイルが、イーロン・マスク氏が書くものと類似しているという指摘がある。
ウェイ・ダイBTC(ビットコイン)の直接的な先駆けとなった「b-money(ビー・マネー)」考案者。b-moneyには「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」や「分散型台帳」の概念がすでに含まれていた。
サトシ・ナカモトの論文で彼の文献が参考文献の1番目として引用されている。
サトシ・ナカモトが2008年に論文を公開する前にウェイ・ダイ氏にメールで連絡していたことが判明している。
BTC(ビットコイン)を実現するために必要な高度なプログラミング能力(C++のコーディングスキル)と暗号理論の深い知識を兼ね備えている。
思想や政府に依存しない分散型通貨の必要性についての考えが、サトシ・ナカモトが論文で示した動機と一致している。
ギャビン・
アンドリーセン
サトシ・ナカモトと長期間にわたりメールで直接技術的な議論を交わしていた数少ない人物の一人。
サトシ・ナカモトが姿を消す際にBTC(ビットコイン)の開発コードの管理権限を直接譲渡された最初の人物。
初期のBTC(ビットコイン)開発を実質的に主導し、非営利団体「ビットコイン財団」を設立して主任サイエンティストに就任している。
BTC(ビットコイン)のプロトコルに精通し、拡張する能力を持った優秀なソフトウェアエンジニアである。
クレイグ・
S・ライト
自称サトシ・ナカモト説は、2024年3月、イギリスの高等法院の判決により証拠の大量偽造などでサトシ・ナカモトではないことが、法的に認定されている。
ジェームズ・
A・ドナルド
サトシ・ナカモトが論文を投稿した際、わずか数分後に世界で最初に返信した人物。
サトシ・ナカモトとの初期のメールのやり取りにおいて、BTC(ビットコイン)の欠陥を即座に指摘しており、サトシ・ナカモトと同等の高度な専門的技術レベルを持ち合わせている。
思想や政府に依存しない分散型通貨の必要性についての考えが、サトシ・ナカモトが論文で示した動機と一致している。
サトシ・ナカモトのメールの文章スタイルや、投稿時間帯が、ジェームズ・A・ドナルド氏の日常の活動時間や生活サイクルと矛盾しないと分析されている。
デビッド・
クレイマン
コンピュータ・フォレンジクスの専門家であり複雑な暗号通貨システムを設計・構築する能力を持ち合わせている。
自称サトシ・ナカモトのクレイグ・S・ライト氏は、デビッド・クレイマン氏がBTC(ビットコイン)の開発における共同開発者であったと主張している。
サトシ・ナカモトの失踪の時期(2011年)とデビッド・クレイマン氏の死の時期(2013年)の近さが指摘されている。
デビッド・クレイマン氏の死後、彼の電子機器が初期化されていたことが判明しており、これが「秘密鍵が失われた理由」ではないかと推測されている。
デビッド・チャウム世界初の匿名電子マネーシステム「eCash(イーキャッシュ)」の開発者。
1982年の博士論文で、現在のブロックチェーン技術の基礎となる暗号技術(ブラインド署名)を提唱している。
暗号学とコンピュータサイエンスの博士号を持ち、プライバシー技術や暗号プロトコルを開発した圧倒的な専門性を持ち合わせている。
思想や政府に依存しない分散型通貨の必要性についての考えが、サトシ・ナカモトが論文で示した動機と一致している。
サトシ・ナカモトの有力候補とされるレン・ササマン氏は、デビッド・チャウム氏のもとで学んだ教え子であり師弟関係にある。
ドリアン・ナカモト本名が「ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモト 中本哲史)」であり完全に一致している。
カリフォルニア州在住の日系アメリカ人物理学者であり、軍事関連の通信システムに従事したシステム・エンジニアとしての経歴があるなど、暗号技術を扱う基礎知識を持ち合わせている。
ニューズウィーク誌の突撃取材に対し、「もう私はそれに関わっていないし、話すこともできない。それは他の人たちの手に渡った」と、プロジェクトから離脱した技術者のような発言をした。
サトシ・ナカモトの有力候補とされるハル・フィニー氏の自宅から数キロしか離れていなかった。
彼の家族の証言から、政府に対する不信感やプライバシーを重視する姿勢が、サトシ・ナカモトの自由主義的な思想と一致している。
ニック・サボ1998年にBTC(ビットコイン)の根幹をなす仕組みとほぼ同一の分散型デジタル通貨「Bit Gold(ビットゴールド)」を設計・提唱している。
サトシ・ナカモトの論文には、多くの先行研究が引用されているが、これほど酷似しているBit Gold(ビットゴールド)についての言及がいっさいないことで、同一人物であるために意図的に隠した可能性が指摘されている。
言語学的な解析により、サトシ・ナカモトの論文およびメールの文体とサボの過去のブログ投稿や論文が、非常に類似していることが指摘されている。
ニック・サボ氏のブログでBit Gold(ビット・ゴールド)に関する記事の公開日が、BTC(ビットコイン)の論文が発表される直前に(過去の日付に)書き換えられた形跡があるという調査結果がある。
BTC(ビットコイン)発表の数ヶ月前、ニック・サボ氏は自身のブログでBit Gold(ビット・ゴールド)を実装するための協力者を募集していたが、BTC(ビットコイン)が登場した直後にその話題をやめている。
1990年代に「スマートコントラクト」という用語と概念を生み出した人物。ビットコインには限定的にスクリプト機能(自動実行)があり、スマートコントラクト(契約の自動実行)の概念と共通する部分がある。
法学、コンピュータサイエンス、暗号学の深い知識と専門性を兼ね備えている。
ハル・フィニーサトシ・ナカモトから世界で最初にBTC(ビットコイン)の送金(10BTC)を受け取った人物。
サトシ・ナカモト以外で最初にBTC(ビットコイン)のソフトウェアを起動し、マイニングを行った人物。
サトシ・ナカモトの有力候補とされるドリアン・ナカモト氏の自宅から数キロしか離れていなかった。
BTC(ビットコイン)を実現するために必要な高度なプログラミング能力(C++のコーディングスキル)と暗号理論の深い知識を兼ね備えている。
世界初の再利用可能な「RPOW(リユーザブル・プルーフ・オブ・ワーク)」システムを開発した人物。
BTC(ビットコイン)の理念である「中央集権的な金融システムに依存しない」という思想を共有していた。
サトシ・ナカモトのフォーラム投稿のタイムゾーンが、ハル・フィニー氏の生活圏と一致しており、英語のライティングスタイルも似ていると分析されている。
サトシ・ナカモトの失踪の時期(2011年)とハル・フィニー氏がALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、徐々に執筆やプログラミングが困難になっていった時期が重なっている。
ピーター・ティール1990年代から「政府に依存しないデジタル通貨」の必要性を説いており、「PayPal(ペイパル)の当初のビジョンもそれに近いものだった。
「PayPal(ペイパル)」の共同創業者であり、金融技術や暗号技術に精通している。
既存の法定通貨制度の欠陥を批判しており、その解決策としての暗号資産(仮想通貨)の台頭を早期から予測、関連プロジェクトに投資している。
2000年ごろBTC(ビットコイン)の先駆けとなる技術を構想していた暗号技術者たちの会議に参加していたことを明かしている。
ピーター・トッド2024年10月に公開されたHBOのドキュメンタリー番組でサトシ・ナカモトの正体として大きな注目を集めた。
2010年、公開フォーラム「Bitcointalk(ビットコイントーク)」にて、当時学生だったピーター・トッド氏が、サトシ・ナカモトの技術的な誤りを指摘・補足や修正を行う形で返信している。その後、サトシ・ナカモトは、同内容を自身のコードに適用している。
サトシ・ナカモトの文章には、イギリス系の綴り(なまり)が見られるが、カナダ人であるピーター・トッド氏も同様の表現を使う。
サトシ・ナカモトの投稿時間帯が、ピーター・トッド氏の居住地周辺(北米東部時間)の日常の活動時間や生活サイクルと矛盾しないと分析されている。
「Replace-By-Fee(リプレイス・バイ・フィー:手数料による置き換え)」の概念についてサトシが初期の投稿でこの概念に近い議論をしており、ピーター・トッド氏はこの概念を数年後に正式に提案し、実装に貢献したことで知られている。
ベン・ローリー分散型ファイルシステムや暗号技術に精通したセキュリティ専門家であり、アダム・バック氏など、BTC(ビットコイン)の論文に引用されている初期メンバーと交流があった。
所属していたプロジェクトや思想がサトシ・ナカモトが重視していた分散化やプライバシー保護と合致している。
サトシ・ナカモトによる論文公開直後の2008年11月に論文に対して直接技術的な質問や批判的なフィードバックを行っている。
サトシ・ナカモトの有力候補とされるアダム・バック氏などと深い面識がある。
サトシ・ナカモトのイギリス英語特有の表現が、言語的特徴としてイギリス出身のベン・ローリー氏と一致する。
ポール・
カルダー・ルルー
高度な暗号学の知識とプログラミング能力(C++のコーディングスキル)を兼ね備えている。
一部の分析によると、サトシ・ナカモトの文章とポール・カルダー・ルルーの執筆物の文体(句読点の使い方や語彙の選択)に類似性があるとの指摘がある。
犯罪帝国を築く中で、暗号技術を用いて政府の監視を逃れる非中央集権的なシステムを必要としていたとされる。
自らの犯罪帝国維持のため、多忙を極め薬物密輸や兵器取引など裏社会の犯罪に従事していた時期とサトシ・ナカモトの失踪の時期が一致する。
サトシ・ナカモトが所有しているとされる約110万BTCを動かさずに姿を消した点について、ポール・カルダー・ルルーが、終身刑に近い状態で服役中(あるいは当局の管理下)であるため、秘密鍵にアクセスできない、あるいは動かせない状況にあるといった仮説が立てられている。
自称サトシ・ナカモトのクレイグ・S・ライト氏が関与した裁判において、提出された文書の中にポール・カルダー・ルルーの名前が含まれており、この文書の一部が不自然に黒塗りされていたことから「ポール・カルダー・ルルーこそが本物のサトシであり、ライトはその情報を何らかの形で得たのではないか」という憶測を呼んだ。
レン・ササマンBTC(ビットコイン)を実現するために必要な暗号技術やプライバシー保護技術など圧倒的な技術的背景と専門性を兼ね備えていた。
サトシ・ナカモトは、2011年4月を最後に公の場から姿を消しており、そのわずか2ヶ月後の2011年7月にレン・ササマン氏は31歳の若さで自殺している。
死後、BTC(ビットコイン)のブロックチェーンにわざわざ追悼メッセージが刻まれている。
生涯を通じて、政府の監視から個人の自由を守るための技術を追求しており、これはBTC(ビットコイン)の根本的な理念と完全に合致している。
サトシ・ナカモトの有力候補とされるハル・フィニー氏と同じプロジェクトで働いていた経歴がある。
金子 勇
(かねこ いさむ)
Winnyの開発者としてP2P技術における圧倒的な専門性と「天才プログラマー」と称されるほどの卓越したスキルを兼ね備えている。
非中央集権的な思想などの共通点が見られる。
「サトシ・ナカモト(中本哲史)」という日本人名が日本人である金子 勇氏を連想させる点が指摘されている。
2004年にWinny事件で逮捕され、2011年に無罪が確定するまでの長期間、裁判に追われ表舞台から退いていたが、この空白期間(2008〜2009年)にBTC(ビットコイン)が誕生している。
サトシ・ナカモトは、2011年4月を最後に公の場から姿を消しており、金子 勇氏は2013年に42歳の若さで急性心筋梗塞により急逝している。
金子 勇氏は2ch(現5ちゃんねる)で「47氏」という匿名ハンドルネームでWinnyを公開しており、このスタイルがサトシ・ナカモトの手法と酷似していると指摘されている。

 

以上、
信憑性のあるものから
こじつけ感を感じるものまで、
さまざまな状況証拠によって
今も憶測が絶えません。

また、
スタイロメトリーでの分析により、
一部の候補者の書いた文章が、
【サトシ・ナカモト】の書いた文章の特徴と
非常に酷似しているといった
指摘もあります。

【スタイロメトリー(計量文体学)】

文章の語彙、句読点、文の長さなど
文章の書き手が持つ固有の
「癖」や「文体」を統計的・数学的な
手法を用いて分析し、
その書き手を特定・同定する
手法や学問のこと。

 

とはいえ、
正体候補者の多くは、
「自分は、
サトシ・ナカモトではない」
否定しています。

【サトシ・ナカモト】が発表した論文

論文の画像

 

続いて
【サトシ・ナカモト】が
発表した論文についてです。

すべての謎はここから
始まりましたからね。

今世紀最大の謎の
出発点です。

【サトシ・ナカモト】によって
2008年10月31日に
9ページPDF形式で発表された
BTC(ビットコイン)や
ブロックチェーンに関するこの論文は、
一般的には「ホワイトペーパー(白書)」
呼ばれています。

このホワイトペーパーは、
今でもインターネット上に
公開されていて、
誰でも読むことができます。

【サトシ・ナカモト】が
発表したホワイトペーパーは、
次のとおりです。

 

【サトシ・ナカモト】が発表したホワイトペーパー(原本)

ビットコイン:ア・ピア・ツー・ピア・エレクトロニック・キャッシュ・システム

 

Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash Systemの画像 出典:Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System

 

【サトシ・ナカモト】が発表したホワイトペーパー(邦訳版)

 

Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System邦訳版の画像 出典:Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System

こんな感じで9ページにわたり、
暗号資産(仮想通貨)
BTC(ビットコイン)や
ブロックチェーンの
基本的な仕組みについて
解説されています。

また、
このホワイトペーパーの中で
【サトシ・ナカモト】は、
主語を「I(私)」ではなく、
「We(私たち)」にしています。

 

Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System原本の画像 出典:Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System

 

この点からも【サトシ・ナカモト】は、
「個人ではなく、団体・グループの
総称ではないか」
とも
憶測されているんですね。

もし、こんなことを
個人でゼロから考えられるとしたら、
その人の頭の中は、
どんな構造になっているのでしょうね。

【サトシ・ナカモト】によって
ホワイトペーパーの中で
解説されている
暗号資産(仮想通貨)
BTC(ビットコイン)や
ブロックチェーンの基本的な仕組みは、
次のとおりです。

 

暗号資産BTCやブロックチェーンの基本的な仕組み

  • P2Pネットワーク
  • タイムスタンプ・サーバー
  • ブロックチェーン技術
  • 取引の不可逆性
  • Proof-of-Work:Pow
  • インセンティブ(報酬)設計

 

P2P(ピア・ツー・ピア)ネットワーク

P2Pのイラスト画像

 

金融機関などの第三者を介さず、
参加者同士直接ネットワークに
接続された端末同士でのやり取りで、
取引を完結させます。

これにより、
金融機関等をとおさない
低コストでの取引や、
少額決済実現を目指す仕組みです。

タイムスタンプ・サーバー

時間のイラスト画像

 

過去の取引記録を時系列に
デジタルデータとして記録し、
ネットワーク参加者が、
共通の取引履歴に合意することで、
同じコインの二重支払いを防ぐ
「タイムスタンプ・サーバー」
概念を導入しました。

これは全取引を公開し、
ネットワーク参加者全体で
監視する仕組みです。

【タイムスタンプ・サーバー】

電子データが
「いつ作成され、それ以降
改ざんされていないか」を
客観的に証明するための
システムのこと。

 

ブロックチェーン技術

ブロックチェーンのイメージ画像

 

ブロックチェーン
(分散型台帳技術)のテクノロジーにより、
取引データをまとめてブロックとし、
それらを時系列に連結し、
これまでの中央集権的な管理ではなく、
ネットワーク参加者による分散管理によって
データ改ざんを防ぐ仕組みです。

取引の不可逆性

変更不可能のイメージ画像

 

一度ネットワークで合意・承認され、
ブロックチェーンに記録された取引履歴を
後から変更や削除をすることが、
事実上不可能な仕組みです。

Proof-of-Work:PoW(プルーフ・オブ・ワーク)

数式のイラスト画像

 

取引の正当性を証明するための
膨大な計算量を必要とする作業
「マイニング」を通じて、
最も早く超難解な
計算を解いた参加者だけが、
ネットワーク全体の合意を形成し、
新しいブロックを生成できる仕組みです。

インセンティブ(報酬)設計

ビットコインのイメージ画像

 

最も早く超難解な計算を解き、
新しいブロックを生成した
参加者(マイナー)には、
新規発行されたBTC(ビットコイン)
取引手数料報酬として
与えられる仕組みです。

【サトシ・ナカモト】の痕跡と
110万BTC(パトシ・パターン)

砂浜に残された足跡の画像

 

2009年1月、
世界初の暗号資産
(仮想通貨)である
BTC(ビットコイン)を
最初にマイニングしたのは、
【サトシ・ナカモト】です。

ジェネシスブロックと呼ばれる
最初のブロックをマイニングし、
「50BTC」の報酬を受け取ることで、
ビットコインネットワーク
スタートさせています。

それから
表舞台から忽然と消え去る
2011年4月までの約2年間にわたり、
初期段階のBTC
(ビットコイン)の開発と
ネットワーク運営を主導しています。

その後、2013年にアルゼンチンの
著名な暗号技術研究者である
セルジオ・デミアン・ラーナー氏によって
【サトシ・ナカモト】と推定される
単一マイナーの採掘パターンが、
発見されました。

 

elementus公式サイト画像 出典:elementus

この採掘パターンの解析によると、
特定の1台のマシンによって
「ブロック0〜54,316」のうち
約22,000ブロックが、
【サトシ・ナカモト】と推定される
単一マイナーによって
マイニングされたことが、
特定されています。

その保有量は最大で
「約110万BTC」です。

これは現在の流通量の
約5%〜6%にあたり、
金額に換算すると
約11兆8,337億円
(本記事執筆時点:2026年4月)
という小国の国家予算にも匹敵する
とんでもない額になります。

この110万BTCは、
「Satoshi(サトシ)」
「Pattern(パターン)」
組み合わせた造語として、
「Patoshi pattern
(パトシ・パターン)」

名付けられています。

この【サトシ・ナカモト】の
巨額の資産パトシ・パターンの
約110万BTCは、
2009年から2026年現在まで、
約17年以上にわたり、
一度もウォレットから
移動されていません。

ちなみに
BTC(ビットコイン)の
最小単位は、1億分の1BTC
(0.00000001BTC)
で、
こちらも【サトシ・ナカモト】の
名前にちなんで
「1satoshi(サトシ)」
名付けられています。

【1satoshi(サトシ)】

1BTC=1,000万円なら、
1サトシ=0.1円。

 

サトシ・ナカモトはだれだ?

Who are you?の謎の人物の画像

 

最後に
この今世紀最大ともいわれる
の核心にもっとも近づいた男
ベンジャミン・ウォレス氏の
著書をご紹介しておきます。

ベンジャミン・ウォレス氏は、
受賞歴も持つアメリカの
敏腕ジャーナリストです。

そのベンジャミン・ウォレス氏が、
15年の歳月をかけて
【サトシ・ナカモト】の正体の謎に挑んだ
全米各紙誌絶賛の
NYタイムズ・ベストセラー本です。

待望の邦訳刊行により
日本でもたちまち話題が沸騰し、
Amazon 売上ランキング1位
(各国会計論、2025年10月30日)を
獲得している1冊です。

 

 

 本書の内容

【目次】

  1. 「彼よ」
  2. イーロン・マスク
  3. ギャビン・アンドリーセン
  4. [email protected]
  5. 銃を持った数学者たち
  6. ウェイ・ダイ
  7. ニック・サボ
  8. I AM SATOSHI
  9. ハル・フィニー
  10. いつも前向きでいよう
  11. ピーター・ティール
  12. サトシ研究
  13. アノニマス
  14. サボシ・ニカモト
  15. 「名前ってなんだろうね?」
  16. ドリアン・ナカモト
  17. N-Cat
  18. 冷凍保存
  19. スタイロメトリー
  20. 「どこまで深く掘り下げられているんだ?」
  21. クレイグ・ライト
  22. デビッド・クレイマン
  23. ペテン師
  24. サトシ・チェックリスト
  25. 「私はいかにしてサトシに出会ったか」
  26. ギャビンの好きな数字
  27. コンセンサス2016
  28. 悲鳴の連続
  29. ビットコインの「リーダー」
  30. 1991年のブロックチェーン
  31. レン・サッサマン
  32. サトシタイザー
  33. DJサン・ラブ
  34. 7つの訴訟
  35. 情報公開法
  36. 彼について「知らない」こと
  37. 食べる、寝る、ホドルする、リピート
  38. ジェームズ・A・ドナルド
  39. ベン・ローリー
  40. プログラマーの“指紋”
  41. 「なぜなら……私にはモラルがあるからだ」
  42. インタビュー
  43. カルヴィン・エアー
  44. 「Q」
  45. ナンバーワン
  46. オッカムの剃刀
  47. 最高の結末
  48. 「その質問には答えられない」
  49. 旅路の果て

謝辞

訳者あとがき

出典

(※ 本文より抜粋)

編著者定価初版発行日発行所
ベンジャミン・ウォレス
小林啓倫
¥2,200 (税抜き)2025年9月29日河出書房新社

 

まとめ:【サトシ・ナカモト】
BTC(ビットコイン)の
生みの親の謎を徹底考察

まとめの画像

 

今回は今世紀最大の謎ともいわれる
BTC(ビットコイン)の生みの親
【サトシ・ナカモト】の正体の謎を
徹底考察して来ました。

最後にもう一度まとめておくと、

 

本記事のまとめ

  • 2008年10月31日:BTCの論文発表
  • 論文を発表したのが【サトシ・ナカモト】という人物(団体)
  • 2009年1月3日:世界初の暗号資産 BTC誕生
  • 【サトシ・ナカモト】の正体はいまだに不明
  • 約22,000ブロックを【サトシ・ナカモト】がマイニング
  • 【サトシ・ナカモト】のBTC保有量は最大で約110万BTC
  • この約110万BTCはPatoshi pattern(パトシ・パターン)と呼ばれる
  • BTCの最小単位は0.00000001BTCで1satoshi(サトシ)と呼ばれる

 

【サトシ・ナカモト】日本人説5つの根拠

  1. 日本人名として自然に認識できる
  2. 論文の邦訳において「中本哲史」と記載されている
  3. 「中本哲史」として記載されている文献がある
  4. プロフィールに日本在住歴の記載がある
  5. 日本の匿名ドメイン登録サービスを利用

 

【サトシ・ナカモト】日本人否定説6つの根拠

  1. ネイティブレベルの英語力
  2. イギリス英語特有の表現
  3. イギリス式の日付形式やダブルスペース
  4. イギリスの新聞の見出しを使用
  5. 活動時間帯「タイムゾーン(TZ)」の不一致
  6. 日本人としての形跡が皆無

 

【サトシ・ナカモト】の正体が不明な4つの理由

  1. 徹底した匿名性の保持
  2. 分散化コンセプトの神話的ブランディング
  3. 法的・物理的リスクへのリスクヘッジ
  4. 消息不明のエンディング

 

【サトシ・ナカモト】死亡説4つの根拠

  1. 手つかずのままの巨額の資産
  2. 消息不明の沈黙状態
  3. 有力候補者の死亡
  4. 創設者としてのリスク

 

【サトシ・ナカモト】のおもな正体候補者

候補者名肩書・経歴
※ 別記参考あり
アダム・バックイギリスの
暗号技術者
「Hashcash」
開発者
サイファーパンク
活動家
イーロン・マスクアメリカの起業家
「テスラ」CEO
「SpaceX」CEO
「X」CTO
「PayPal」
共同創業者
ウェイ・ダイ中国系アメリカ人の
暗号技術者
「b-money」
考案者
サイファーパンク
活動家
ギャビン・
アンドリーセン
アメリカの
ソフトウェア開発者
「BTC」初期の
主要開発者
クレイグ・
S・ライト
オーストラリアの
コンピュータ科学者
実業家
自称
サトシ・ナカモト
「Bitcoin SV」の
推進
ジェームズ・
A・ドナルド
カナダの暗号技術者
サイファーパンク
活動家
デビッド・
クレイマン
アメリカの
コンピューター
犯罪捜査官
情報セキュリティ
専門家
デビッド・チャウムアメリカの暗号学者
「DigiCash社」
創設者
電子マネーシステム
「eCash」開発者
サイファーパンク
活動家
ドリアン・ナカモト元航空関連や
防衛関係の
日系アメリカ人
ソフトウェア
エンジニア
ニック・サボアメリカの暗号学者
コンピュータ科学者
「Bit Gold」
発案者
「スマートコントラクト」
提唱者
サイファーパンク
活動家
ハル・フィニーアメリカの
暗号技術先駆者
コンピューター
科学者
サイファーパンク
活動家
ピーター・ティールアメリカの起業家
「PayPal」
「OpenAI」
「Palantir」
共同創業者
ピーター・トッドカナダの
ソフトウェア開発者
応用暗号学
コンサルタント
「Bitcoin Core」
開発者
サイファーパンク
活動家
ベン・ローリーイギリスの
暗号技術者
セキュリティ専門家
「OpenSSL」
主要開発者
サトシ・ナカモトが
直接メールを送った
数少ない人物の一人
サイファーパンク
活動家
ポール・
カルダー・ルルー
南アフリカ・
ローデシア系の
暗号技術者
ソフトウェア開発者
国際的犯罪組織の
首謀者
レン・ササマンアメリカの
暗号技術者
プライバシー
擁護論者
「Mixmaster」
コード管理者
サイファーパンク
活動家
金子 勇
(かねこ いさむ)
日本の
ソフトウェア開発者
情報工学者
「Winny」開発者

 

【サトシ・ナカモト】だと憶測されるおもな状況証拠

候補者状況証拠
アダム・バックBTC(ビットコイン)の基盤技術である「PoW(プルーフ・オブ・ワーク」の先駆けとなった「Hashcash(ハッシュキャッュ)」の開発者。
サトシ・ナカモトの論文で彼の文献が引用されている。
文章のクセやダブルスペースの使用など
サトシ・ナカモトと共通するイギリス的なライティングスタイルが指摘されている。
サトシ・ナカモトが活動していた時期に自身の研究や活動に関する公の記録が極端に少ない。
BTC(ビットコイン)の開発を主導する企業「Blockstream(ブロックストリーム)」を設立し、現在もBTC(ビットコイン)の仕様に大きな影響力を持っている。
サトシ・ナカモトが2008年に論文を公開する前にアダム・バック氏にメールで連絡していたことが判明している。
イーロン・マスクBTC(ビットコイン)を実現するために必要な高度なプログラミング能力(C++のコーディングスキル)と暗号学、数学、経済学のすべてを兼ね備えている数少ない人物。
元SpaceXのインターン生であるサヒル・グプタ氏が「イーロン・マスクがおそらくサトシ・ナカモトである」という主張を展開。
伝統的な金融機関の非効率性を批判し、デジタル通貨の可能性を初期から支持(あるいは言及)。
サトシ・ナカモトの論文で使われている言い回しや技術的な記述スタイルが、イーロン・マスク氏が書くものと類似しているという指摘がある。
ウェイ・ダイBTC(ビットコイン)の直接的な先駆けとなった「b-money(ビー・マネー)」考案者。b-moneyには「PoW(プルーフ・オブ・ワーク)」や「分散型台帳」の概念がすでに含まれていた。
サトシ・ナカモトの論文で彼の文献が参考文献の1番目として引用されている。
サトシ・ナカモトが2008年に論文を公開する前にウェイ・ダイ氏にメールで連絡していたことが判明している。
BTC(ビットコイン)を実現するために必要な高度なプログラミング能力(C++のコーディングスキル)と暗号理論の深い知識を兼ね備えている。
思想や政府に依存しない分散型通貨の必要性についての考えが、サトシ・ナカモトが論文で示した動機と一致している。
ギャビン・
アンドリーセン
サトシ・ナカモトと長期間にわたりメールで直接技術的な議論を交わしていた数少ない人物の一人。
サトシ・ナカモトが姿を消す際にBTC(ビットコイン)の開発コードの管理権限を直接譲渡された最初の人物。
初期のBTC(ビットコイン)開発を実質的に主導し、非営利団体「ビットコイン財団」を設立して主任サイエンティストに就任している。
BTC(ビットコイン)のプロトコルに精通し、拡張する能力を持った優秀なソフトウェアエンジニアである。
クレイグ・
S・ライト
自称サトシ・ナカモト説は、2024年3月、イギリスの高等法院の判決により証拠の大量偽造などでサトシ・ナカモトではないことが、法的に認定されている。
ジェームズ・
A・ドナルド
サトシ・ナカモトが論文を投稿した際、わずか数分後に世界で最初に返信した人物。
サトシ・ナカモトとの初期のメールのやり取りにおいて、BTC(ビットコイン)の欠陥を即座に指摘しており、サトシ・ナカモトと同等の高度な専門的技術レベルを持ち合わせている。
思想や政府に依存しない分散型通貨の必要性についての考えが、サトシ・ナカモトが論文で示した動機と一致している。
サトシ・ナカモトのメールの文章スタイルや、投稿時間帯が、ジェームズ・A・ドナルド氏の日常の活動時間や生活サイクルと矛盾しないと分析されている。
デビッド・
クレイマン
コンピュータ・フォレンジクスの専門家であり複雑な暗号通貨システムを設計・構築する能力を持ち合わせている。
自称サトシ・ナカモトのクレイグ・S・ライト氏は、デビッド・クレイマン氏がBTC(ビットコイン)の開発における共同開発者であったと主張している。
サトシ・ナカモトの失踪の時期(2011年)とデビッド・クレイマン氏の死の時期(2013年)の近さが指摘されている。
デビッド・クレイマン氏の死後、彼の電子機器が初期化されていたことが判明しており、これが「秘密鍵が失われた理由」ではないかと推測されている。
デビッド・チャウム世界初の匿名電子マネーシステム「eCash(イーキャッシュ)」の開発者。
1982年の博士論文で、現在のブロックチェーン技術の基礎となる暗号技術(ブラインド署名)を提唱している。
暗号学とコンピュータサイエンスの博士号を持ち、プライバシー技術や暗号プロトコルを開発した圧倒的な専門性を持ち合わせている。
思想や政府に依存しない分散型通貨の必要性についての考えが、サトシ・ナカモトが論文で示した動機と一致している。
サトシ・ナカモトの有力候補とされるレン・ササマン氏は、デビッド・チャウム氏のもとで学んだ教え子であり師弟関係にある。
ドリアン・ナカモト本名が「ドリアン・プレンティス・サトシ・ナカモト 中本哲史)」であり完全に一致している。
カリフォルニア州在住の日系アメリカ人物理学者であり、軍事関連の通信システムに従事したシステム・エンジニアとしての経歴があるなど、暗号技術を扱う基礎知識を持ち合わせている。
ニューズウィーク誌の突撃取材に対し、「もう私はそれに関わっていないし、話すこともできない。それは他の人たちの手に渡った」と、プロジェクトから離脱した技術者のような発言をした。
サトシ・ナカモトの有力候補とされるハル・フィニー氏の自宅から数キロしか離れていなかった。
彼の家族の証言から、政府に対する不信感やプライバシーを重視する姿勢が、サトシ・ナカモトの自由主義的な思想と一致している。
ニック・サボ1998年にBTC(ビットコイン)の根幹をなす仕組みとほぼ同一の分散型デジタル通貨「Bit Gold(ビットゴールド)」を設計・提唱している。
サトシ・ナカモトの論文には、多くの先行研究が引用されているが、これほど酷似しているBit Gold(ビットゴールド)についての言及がいっさいないことで、同一人物であるために意図的に隠した可能性が指摘されている。
言語学的な解析により、サトシ・ナカモトの論文およびメールの文体とサボの過去のブログ投稿や論文が、非常に類似していることが指摘されている。
ニック・サボ氏のブログでBit Gold(ビット・ゴールド)に関する記事の公開日が、BTC(ビットコイン)の論文が発表される直前に(過去の日付に)書き換えられた形跡があるという調査結果がある。
BTC(ビットコイン)発表の数ヶ月前、ニック・サボ氏は自身のブログでBit Gold(ビット・ゴールド)を実装するための協力者を募集していたが、BTC(ビットコイン)が登場した直後にその話題をやめている。
1990年代に「スマートコントラクト」という用語と概念を生み出した人物。ビットコインには限定的にスクリプト機能(自動実行)があり、スマートコントラクト(契約の自動実行)の概念と共通する部分がある。
法学、コンピュータサイエンス、暗号学の深い知識と専門性を兼ね備えている。
ハル・フィニーサトシ・ナカモトから世界で最初にBTC(ビットコイン)の送金(10BTC)を受け取った人物。
サトシ・ナカモト以外で最初にBTC(ビットコイン)のソフトウェアを起動し、マイニングを行った人物。
サトシ・ナカモトの有力候補とされるドリアン・ナカモト氏の自宅から数キロしか離れていなかった。
BTC(ビットコイン)を実現するために必要な高度なプログラミング能力(C++のコーディングスキル)と暗号理論の深い知識を兼ね備えている。
世界初の再利用可能な「RPOW(リユーザブル・プルーフ・オブ・ワーク)」システムを開発した人物。
BTC(ビットコイン)の理念である「中央集権的な金融システムに依存しない」という思想を共有していた。
サトシ・ナカモトのフォーラム投稿のタイムゾーンが、ハル・フィニー氏の生活圏と一致しており、英語のライティングスタイルも似ていると分析されている。
サトシ・ナカモトの失踪の時期(2011年)とハル・フィニー氏がALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、徐々に執筆やプログラミングが困難になっていった時期が重なっている。
ピーター・ティール1990年代から「政府に依存しないデジタル通貨」の必要性を説いており、「PayPal(ペイパル)の当初のビジョンもそれに近いものだった。
「PayPal(ペイパル)」の共同創業者であり、金融技術や暗号技術に精通している。
既存の法定通貨制度の欠陥を批判しており、その解決策としての暗号資産(仮想通貨)の台頭を早期から予測、関連プロジェクトに投資している。
2000年ごろBTC(ビットコイン)の先駆けとなる技術を構想していた暗号技術者たちの会議に参加していたことを明かしている。
ピーター・トッド2024年10月に公開されたHBOのドキュメンタリー番組でサトシ・ナカモトの正体として大きな注目を集めた。
2010年、公開フォーラム「Bitcointalk(ビットコイントーク)」にて、当時学生だったピーター・トッド氏が、サトシ・ナカモトの技術的な誤りを指摘・補足や修正を行う形で返信している。その後、サトシ・ナカモトは、同内容を自身のコードに適用している。
サトシ・ナカモトの文章には、イギリス系の綴り(なまり)が見られるが、カナダ人であるピーター・トッド氏も同様の表現を使う。
サトシ・ナカモトの投稿時間帯が、ピーター・トッド氏の居住地周辺(北米東部時間)の日常の活動時間や生活サイクルと矛盾しないと分析されている。
「Replace-By-Fee(リプレイス・バイ・フィー:手数料による置き換え)」の概念についてサトシが初期の投稿でこの概念に近い議論をしており、ピーター・トッド氏はこの概念を数年後に正式に提案し、実装に貢献したことで知られている。
ベン・ローリー分散型ファイルシステムや暗号技術に精通したセキュリティ専門家であり、アダム・バック氏など、BTC(ビットコイン)の論文に引用されている初期メンバーと交流があった。
所属していたプロジェクトや思想がサトシ・ナカモトが重視していた分散化やプライバシー保護と合致している。
サトシ・ナカモトによる論文公開直後の2008年11月に論文に対して直接技術的な質問や批判的なフィードバックを行っている。
サトシ・ナカモトの有力候補とされるアダム・バック氏などと深い面識がある。
サトシ・ナカモトのイギリス英語特有の表現が、言語的特徴としてイギリス出身のベン・ローリー氏と一致する。
ポール・
カルダー・ルルー
高度な暗号学の知識とプログラミング能力(C++のコーディングスキル)を兼ね備えている。
一部の分析によると、サトシ・ナカモトの文章とポール・カルダー・ルルーの執筆物の文体(句読点の使い方や語彙の選択)に類似性があるとの指摘がある。
犯罪帝国を築く中で、暗号技術を用いて政府の監視を逃れる非中央集権的なシステムを必要としていたとされる。
自らの犯罪帝国維持のため、多忙を極め薬物密輸や兵器取引など裏社会の犯罪に従事していた時期とサトシ・ナカモトの失踪の時期が一致する。
サトシ・ナカモトが所有しているとされる約110万BTCを動かさずに姿を消した点について、ポール・カルダー・ルルーが、終身刑に近い状態で服役中(あるいは当局の管理下)であるため、秘密鍵にアクセスできない、あるいは動かせない状況にあるといった仮説が立てられている。
自称サトシ・ナカモトのクレイグ・S・ライト氏が関与した裁判において、提出された文書の中にポール・カルダー・ルルーの名前が含まれており、この文書の一部が不自然に黒塗りされていたことから「ポール・カルダー・ルルーこそが本物のサトシであり、ライトはその情報を何らかの形で得たのではないか」という憶測を呼んだ。
レン・ササマンBTC(ビットコイン)を実現するために必要な暗号技術やプライバシー保護技術など圧倒的な技術的背景と専門性を兼ね備えていた。
サトシ・ナカモトは、2011年4月を最後に公の場から姿を消しており、そのわずか2ヶ月後の2011年7月にレン・ササマン氏は31歳の若さで自殺している。
死後、BTC(ビットコイン)のブロックチェーンにわざわざ追悼メッセージが刻まれている。
生涯を通じて、政府の監視から個人の自由を守るための技術を追求しており、これはBTC(ビットコイン)の根本的な理念と完全に合致している。
サトシ・ナカモトの有力候補とされるハル・フィニー氏と同じプロジェクトで働いていた経歴がある。
金子 勇
(かねこ いさむ)
Winnyの開発者としてP2P技術における圧倒的な専門性と「天才プログラマー」と称されるほどの卓越したスキルを兼ね備えている。
非中央集権的な思想などの共通点が見られる。
「サトシ・ナカモト(中本哲史)」という日本人名が日本人である金子 勇氏を連想させる点が指摘されている。
2004年にWinny事件で逮捕され、2011年に無罪が確定するまでの長期間、裁判に追われ表舞台から退いていたが、この空白期間(2008〜2009年)にBTC(ビットコイン)が誕生している。
サトシ・ナカモトは、2011年4月を最後に公の場から姿を消しており、金子 勇氏は2013年に42歳の若さで急性心筋梗塞により急逝している。
金子 勇氏は2ch(現5ちゃんねる)で「47氏」という匿名ハンドルネームでWinnyを公開しており、このスタイルがサトシ・ナカモトの手法と酷似していると指摘されている。

 

【サトシ・ナカモト】が発表したホワイトペーパー(原本)

ビットコイン:ア・ピア・ツー・ピア・エレクトロニック・キャッシュ・システム

 

【サトシ・ナカモト】が発表したホワイトペーパー(邦訳版)

 

暗号資産BTCやブロックチェーンの基本的な仕組み

  • P2Pネットワーク
  • タイムスタンプ・サーバー
  • ブロックチェーン技術
  • 取引の不可逆性
  • Proof-of-Work:Pow
  • インセンティブ(報酬)設計

 

ひしはり
ひしはり
こんな感じですね。

 

いやはや過去一クラスの
長文になってしまいましたね。

今回の記事を書いていて
まっ先に感じたことは、
日本犯罪史上、もっとも有名な
未解決事件のひとつ
「三億円事件」との共通点です。

【府中三億円事件】

1968年(昭和43年)12月10日に
東京都府中市で発生した
未解決窃盗事件のことで、
現金輸送車に積まれた
約3億円の現金が、
白バイ警察官にふんした男に
奪われた。

延べ17万人以上の
捜査員が投入されたが、
1975年12月10日に
未解決のまま時効が成立した。

 

【サトシ・ナカモト】の正体の謎も、
三億円事件の謎も、
どちらもまったく
手掛かりがないわけではなく、
むしろ物的証拠状況証拠が、
たくさんあるにも関わらず、
核心を突く決定的な証拠がなく
真相は、いまだに闇の中です。

個人で行ったことなのか、
複数人のグループで行ったことなのか、
といった点も似ています。

三億円事件で奪われた紙幣の番号は、
五百円紙幣
「2000枚分(100万円分)」
のみ
控えられていたそうですが、
現在にいたるまで市場で使用された形跡は、
見つかっていないとのことで、
こういった点もパトシ・パターン
連想させます。

もちろん、
テクノロジーの発明と犯罪は、
まったく別次元の話です。

それでも人間が行ったことでの
謎としての共通点や、
これだけ多くの人が関わっていながら、
いまだに真相がわからないといった
不思議さをどうしても
重ね合わせてしまいますね。

個人がたった一人で
自分へとつながるすべての可能性を
事前に想定して回避できるのか、
また、複数人がその後、
何年にもわたり沈黙を守り合えるのか、
どちらにしても本当に謎すぎて
興味が尽きません。

いつか
【サトシ・ナカモト】の正体の謎が、
解明される日が来るかもしれませんね。

解明されてほしい気もしますし、
解明されてほしくない気もします。

 

というわけで今回は以上です。

最後まで読んでいただき
ありがとうございました。