Webライティングって
どんな書き方をすればいいの?
初心者でもおぼえやすい
書き方の基本とかってあるの?
本記事では
このような疑問にお答えします。
❶ Webライティング 書き方の基本【22点】
今や僕たちを取り巻く情報の多くは、
パソコンやスマホ、タブレットといった
デバイスによってWeb上で読まれます。
そのため、新聞や雑誌、書籍などの
紙媒体とは基本的に書き方が変わります。
そこで必要になって来るのが、
Webライティングや
SEOライティングといった書き方です。
ライティングスキルと呼ばれる
書き方の技術のことですね。
これを知らずにいきなり
ブログなどを書き始めても
天才級の文才がないと、
まず読まれません。
本記事を読めば、
ブログで読まれるための
Webライティングの
書き方の基本テクニックがわかります。
Web上で読まれるための
書き方の基本テクニックを
駆使しながら記事を書いていくことで、
初めてあなたの記事が
読んでもらえる記事に育っていきます。
何ごとも基本を知らずしては成立しません。
しっかりと書き方の
基本テクニックをマスターしてから
記事を書き始めるようにしましょう。
この記事を書いている僕は
ブログ歴【5年目】
現在は本業のサラリーマンの傍ら
副業ブロガーとして活動。
Twitter
(ひしはりライティングドリーマー)の
フォロワー数は2100人ほど。
Webライティング
書き方の基本【22点】

Webライティングの書き方の
基本テクニックをご紹介する前に
なんぞや?
と思われる初心者ブロガーの方は、
別記事のWebライティングを制する者は
ブログを制する!本質と書き方を解説で
Webライティングの概要について
くわしくまとめていますので
まずはそちらの記事をどうぞ。
戻って来てくださいね。
ブログを書くために
より特化したライティングスキルに
SEOライティングがありますが、
SEOライティングの本家本元が
Webライティングです。
ブログはもともと
「Weblog(ウェブログ)」の略称です。
ですので、まずは
Webライティングの概要を学んでから、
SEOライティングを学ぶという順番が
おすすめですね。
SEOライティングについては、
読者ファースト!
【SEOライティング】こそ
ブログの書き方のすべての記事で
くわしく解説しています。
それではさっそく
Webライティングの書き方の
基本テクニックをご紹介していきます。
ブロガーなら知っておくべき
Webライティング書き方の基本【22点】は
次のとおりです。
Webライティング書き方の基本【22点】
① | テーマを設定する |
② | 競合サイトの記事を分析する |
③ | タイトルを設定する |
④ | 最初に記事構成を考える |
⑤ | 見出しを設定する |
⑥ | リード文を作成する |
⑦ | 結論を先に伝える |
⑧ | 箇条書きで要点をわかりやすくする |
⑨ | 表・画像を活用する |
⑩ | 一文一義で文を作成する |
⑪ | 冗長表現は避ける |
⑫ | 専門用語は極力使わない |
⑬ | 表記ゆれをなくす |
⑭ | 一文は40〜60文字以内にする |
⑮ | 主語と述語がねじれないようにする |
⑯ | 漢字とひらがなの比率を整える |
⑰ | 改行を多めにする |
⑱ | 共起語を入れる |
⑲ | シンプルな文章を意識する |
⑳ | 句読点を適切に使う |
㉑ | トンマナを合わせる |
㉒ | 推敲する |
見ていきましょう。
① テーマを設定する
まずは「テーマを設定する」からです。
書くのか?ってことですね。
設定したらいいの?
おすすめのテーマの設定方法としては、
ビジネスシーンで広く活用される
「5W1H」や「6W2H」の
フレームワークが効果的です。
それぞれのフレームワークの詳細は
次の表のとおりです。
5W1Hの基本要素と順番
いつ(時間) | When |
どこで(場所) | Where |
誰が(主体) | Who |
何を(目的) | What |
なぜ(理由) | Why |
どのように(手段) | How |
6W2Hの基本要素と順番
いつ(時間) | When |
どこで(場所) | Where |
誰が(主体) | Who |
誰に(ターゲット) | Whom |
何を(目的) | What |
なぜ(理由) | Why |
どのように(手段) | How |
いくらで(金額) | How much |
上記のフレームワークに当てはめて
書きたい情報を書き出し整理することで、
より明確にテーマを
あぶり出すことができます。
たとえば、中年メタボ男性が
ダイエットで痩せることを
テーマにする場合は、
以下のように情報を書き出して
整理していきます。
【例】読者の悩み
メタボでたるんだ体を鍛えたい
(5W1Hの場合)
いつ(When)3ヶ月間で
どこで(Where)自宅で
誰が(Who)メタボ男性が
何を(What)ダイエットを
なぜ(Why)健康のために
どのように(How)筋トレで
ベースに活用することで
テーマにぶれがなくなります。
② 競合サイトの記事を分析する
続いて
「競合サイトの記事を分析する」ですが、
検索結果で上位表示されている
競合サイトの分析は必須です。
なぜなら上位表示されている記事は
Googleが現時点でそのテーマに関して
限りなく100点に近いと評価している
記事だからです。
上位表示されている10サイトを
分析するようにしています。
10サイトを分析して
どのサイトの記事にも
共通して書かれていることは、
そのテーマに関して
絶対に外せない本質部分です。
丸パクリやコピペなんていうのは
もっての外ですが、
書いてある内容を参考にして
自分なりの表現で
オリジナリティを出していきましょう。
上位表示されるための
ヒントだけを抜き取る
イメージですね。
③ タイトルを設定する
続いて
「タイトルを設定する」ですが、
タイトルはまさに記事の顔です。
読者が最初に目にする部分であり、
そこでその記事を読むかどうかの
判断をされてしまいます。
ですので、タイトルは思いっきり魅力的で
読みたくなるものにしましょう。
27文字以内がおすすめです。
これはパソコンで検索したときに
Googleで表示される
タイトルの文字数が27文字までだからです。
パソコンやスマホといったデバイスや
「Internet Explorer」や
「Google Chrome」といった
利用するブラウザによっても
表示される文字数に若干の違いがあります。
・ パソコン 27文字まで表示
・ スマホ 33文字まで表示
今までは32文字以内というのが
一般論でしたが、
32文字ではパソコン表示されたときに
タイトルの後半部分が「…」で
省略表示されてしまいます。
ただ、この記事タイトルの
文字数に関しては、
絶対に27文字以内でないとダメ
というわけではありませんので
あしからず。
実際に僕のブログでも、
どうしてもこの記事には
このタイトルをつけたいっていうときには、
27文字以上の記事タイトルを
設定している記事もありますから。
ことだよね?
27文字以内ということに縛られて
不自然なタイトルになるくらいなら、
無視してもかまいません。
読者ファーストだからです。
④ 最初に記事構成を考える
続いて
「最初に記事構成を考える」ですが、
記事構成というのは言い換えれば、
記事を書くための設計図です。
設計図もないまま
いきなり書き始めても、
文章が論理破綻したり
いいたいことがあっちに行ったり
こっちに行ったりとぶれてしまいます。
結局、読んでいて
何がいいたいのかわからない
支離滅裂な記事ができあがってしまいます。
ないもんね?
それと同じことやで。
記事構成は型にそって行うと、
初心者の方でもかんたんに
作成できるようになりますよ。
どんなものなの?
一般的なブログの記事構成の型は、
次のとおりです。

まず、トップコピーと呼ばれる
冒頭の部分に
記事タイトルとリード文があって、
ボディコピーと呼ばれる
各見出し、各本文へと続きます。
最後にボトムコピーと呼ばれる
まとめとCTAまでが、
1記事での文章構成となります
コール・ トゥ・アクションの
ことやで。
CTA(Call To Action)
(コール・トゥ・アクション)の略で「行動喚起」のこと。メールマガジンへの登録や資料請求など、読者に対して取ってほしい行動をテキストリンクやボタンを設置して促す部分のこと。
作成手順です。
記事構成の作成手順
① 伝えたい情報を箇条書きで書き出す
② タイトルを決める
③ 見出しをつけて整理する
④ 見出しの順番を整理する
⑤ リード文を作成する
⑥ 本文を書く
⑦ まとめを書く
⑧ CTAを設定する
初心者のうちにしっかりと
マスターしてしまいましょう。
⑤ 見出しを設定する
続いて
「見出しを設定する」ですが、
記事を読みやすくするために
見出しの存在は必須です。
見出しというのは、
文章の内容のまとまりを
わかりやすく区別するための言葉です。

WordPressでは
見出しに設定したものが、
目次の項目として
表示されるようになっています。
見出しの設定方法については、
別記事の保存版!SEOライティング
書き方の基本【30点】で
くわしく解説していますので
そちらを参考にどうぞ。
息がつまりますもんね。
⑥ リード文を作成する
続いて
「リード文を作成する」ですが、
リード文はタイトル同様に
記事を書くときに
もっとも重要な部分のひとつです。
リード文とは記事冒頭の
序文(下の画像の赤枠部分)のことです。

リード文についてのくわしい解説も
別記事の保存版!SEOライティング
書き方の基本【30点】にまとめています。
記事内容をどれだけ
読者にとっての自分ごと化に
できるかが重要です。
⑦ 結論を先に伝える
続いて
「結論を先に伝える」ですが、
Webライティングでは小説などとは違い、
結論を最初に伝えます。
これはWebライティングの基本となる
PREP法と呼ばれる書き方の型を
使った書き方です。
PREP法については、
Webライティングを制する者は
ブログを制する!本質と書き方を解説の記事で
くわしく解説していますので、
そちらをどうぞ。
先送りにされると読者はすぐに
離脱してしまうからですね。
⑧ 箇条書きで要点をわかりやすくする
続いて
「箇条書きで要点をわかりやすくする」です。
記事の中では読者が視覚的に
内容がわかりやすいように
箇条書きで要点を伝えると効果的です。
箇条書きの例【人気の副業 BEST 5】
・ブロガー
・Webライター
・プログラマー
・Webデザイナー
・YouTuber
こんな感じで要所要所で
箇条書きをうまく
文章と組み合わせることで、
見やすさ、わかりやすさの印象度が
格段にアップしますよ。
大好きです。
⑨ 表・画像を活用する
続いて
「表・画像を活用する」ですが、
これも前項の箇条書きと同じです。
うまく活用して読者から見たときの
見やすさ、わかりやすさの
印象度をアップさせましょう。
表の例(直近のサッカーW杯優勝国)
開催国 | 優勝国 |
2018年ロシア W杯 | フランス |
2014年ブラジル W杯 | ドイツ |
2010年南アフリカ W杯 | スペイン |
2006年ドイツ W杯 | イタリア |
2002年日韓 W杯 | ブラジル |
画像の例(資格取得のメリット)

上記の画像は別記事
【SEOライティング資格】
取得する7つのメリットがこれ!での
解説の際、運営しているブログやサイトを
木にたとえた場合、
最適化された光合成(資格取得)によって、
より高く、より大きく、より強く、
木全体が多い茂るというイメージで
作成した画像です。
商用利用OKの
無料画像サイトなんかも
いろいろありますので、
記事の質を上げるためにも
画像やイラストなど活用しまくりましょう。
ちなみに僕は
無料画像なら「Pixtabay」
無料イラストなら「イラストAC」
を使っています。
⑩ 一文一義で文を作成する
続いて
「一文一義で文を作成する」ですが、
一文一義とはひとつの文章の中には
ひとつのことだけを書くということです。
「ワンセンテンス・ワンメッセージ」
ともいわれます。
ひとつの文章の中に
あれもこれもと情報を詰め込みすぎると
結局、何がいいたいのかわからず、
読者は混乱してしまいます。
昨日は久しぶりに学生時代の友人に会って居酒屋で楽しく飲んだ後、二次会にカラオケにいって大好きなB’zの歌を朝まで2人で熱唱しました。
上記の文章の中には、
・ 昨日は久しぶりに学生時代の友人に会った。
・ 居酒屋で楽しく飲んだ。
・ 二次会にカラオケにいった。
・ 大好きなB’zの歌を朝まで2人で熱唱した。
という4つの情報が詰め込まれています。
この4つの情報をそれぞれの文章に分けて
伝えることが一文一義です。
昨日は久しぶりに学生時代の友人に会いました。居酒屋で楽しく飲みました。その後、二次会にカラオケにいきました。大好きなB’zの歌を朝まで2人で熱唱しました。
感じちゃうんだけど……
これが読者の脳に
負担をかけない書き方やで。
⑪ 冗長表現は避ける
続いて
「冗長表現を避ける」です。
冗長表現とは
文章内の無関係な内容や
ムダな表現のことをいいます。
おもな冗長表現の例
・ 一文が長い
・ 不必要な語句
・ 必要以上の敬語
・ こそあど言葉の多用
・ 連続したですます文末
・ 同義語・類義語の重複
たとえば、上記の例のように
一文が必要以上に長かったり、
同じようなですます文末が続いたり、
やたらとこそあど言葉ばかりが連続したり
といったことですね。
ですます文末とは
「〜です」「〜ます」で
文章を終わらせる文末のことです。
ダメなの?
読んでいて単調な文章に
感じてしまうんやな。
つまり、躍動感のある
活き活きとした文章に
感じないってことですね。
ですので、文末は同じような
終わり方にならないように
工夫しましょう。
やりがちなので要注意です。
こそあど言葉とは「指示語」のことです。
「これ、それ、あれ、どれ」
といったような対象を省略した
言い方や書き方のことですね。
こそあど言葉一覧表
こ | そ | あ | ど | |
物 | これ | それ | あれ | どれ |
場所 | ここ | そこ | あそこ | どこ |
方向 | こちら | そちら | あちら | どちら |
様子 | こんな | そんな | あんな | どんな |
様子 | こう | そう | ああ | どう |
指定 | この | その | あの | どの |
こそあど言葉を多用すると
記事を読んでくれている読者はもちろん、
Googleのクローラーも混乱しますから
記事内容が検索エンジンに
正しく認識されないリスクもあります。
こそあど言葉は極力、
使わないようにしましょう。
⑫ 専門用語は極力使わない
続いて
「専門用語は極力使わない」です。
慣れて来るとやってしまいがちですが、
専門用語は極力使わないようにしましょう。
記事中の文脈的に
どうしても専門用語を使わないと
不自然になってしまう場合は、
必ず注釈をそえるようにしましょう。
読者の頭の中に?が
出てきませんからね。
記事を書くときの
ひとつの指標としてよくいわれるのが、
小学生が読んでも理解できるくらいに
わかりやすく書くということです。
たとえば、僕は子どものころから
サッカーをして来ましたが、
サッカーを知らない人に対して
ペナルティキックやクロス、
ミッドフィルダーなどの
専門用語を出しても通じませんよね。
それと同じで読者がみんな知っているていで
専門用語を使うのは避けましょう。
誰もが知っているわけではないということを
肝に命じておきましょう。
ちなみにペナルティキック・クロス・
ミッドフィルダーの詳細は次のとおりです。
ペナルティキック (PK) | ペナルティエリアと |
クロス | 相手陣営内の左右の端 |
ミッドフィルダー(MF) | 攻守の要となる |
心配りが読者の読みやすさを
後押しします。
⑬ 表記ゆれをなくす
続いて
「表記ゆれをなくす」ですが、
表記ゆれとは同じ文書、書籍、
記事の中などで使われる
単語の不統一のことです。
たとえば
・「Twitter」と「ツイッター」
・「Google」と「グーグル」
・「税込」と「税込み」
・「スマホ」と「スマートフォン」
・「バイオリン」と「ヴァイオリン」
といったようなことですね。
使う単語は徹底して
統一しましょう。
⑭ 一文は40〜60文字以内にする
続いて
「一文は40〜60文字以内にする」ですが、
一文が長くなりすぎると、
内容が頭に入ってきません。
長くだらだらとした文章は
読んでいて疲れますし、
リズム感も出ません。
そういった面で一文の長さについては
40〜60文字以内が推奨されています。
短くコンパクトな文章をつないでいくことで、
読者にリズム感を感じてもらい、
一行でも前へ読み進めてもらわなければ
なりませんからね。
まとめましょう。
⑮ 主語と述語がねじれないようにする
続いて
「主語と述語がねじれないようにする」です。
人間の身体でいえば、
背骨にあたる部分といえます。
主語と述語の関係がねじれてしまうと
それこそ文章に違和感が出てしまい、
本来伝えたかったことが
正しく伝わりません。
復習しておきましょう。
【主語】
文の中で述語の示す動作・作用・性質などの主体を表す部分のこと。「〜は」「〜が」「〜も」の部分。
【述語】
文の中で主語の表すものの動作・作用・性質などを述べた部分のこと。「どうする」「どんなだ」「なんだ」「ある(いる・ない)」を意味する部分。
主語と述語の例文
・ 僕は(主語)ブロガーだ。(述語)
・ ライオンが(主語)走る。(述語)
・ スイカも(主語)野菜だ。(述語)
具体的にはどういったことなの?
・ 私の好きなスポーツはサッカーをすることです。
・ 彼の言い分はいつも正しいことです。
・ 一番の思い出はディズニーランドへ行きました。
読むと違和感を感じますよね。
ねじれを正しく修正します。
・ 私の好きなスポーツはサッカーです。
・ 彼の言い分はいつも正しいです。
・ 一番の思い出はディズニーランドへ行ったことです。
文が長くなればなるほど、
主語と述語はねじれやすくなります。
ですので、
一文をシンプルに簡潔に書くことで、
主語と述語のねじれの
防止策にもなるわけですね。
先ほどの一文一義にも通じます。
姿勢のいい文を書くことを
心がけましょう。
⑯ 漢字とひらがなの比率を整える
続いて
「漢字とひらがなの比率を整える」ですが、
両者の比率は「3対7」が黄金律と
いわれています。
つまり、文章全体の約30%が漢字で
残りの約70%がひらがなで
構成されている文章が、
もっとも読みやすい文章といえます。
どうやってわかるの?
便利なツールがあるんやで。
それが「漢字使用率チェッカー」です。
この漢字使用率チェッカーを使えば、
無料でかんたんに文章中の
漢字とひらがなの比率を調べられます。
使い方はいたってシンプルで
調べたい文章をコピペ(コピー&ペースト)で
赤枠の中に貼りつけて「漢字率を算出」を
クリックするだけです。
複写した文章や画像を
他の場所に貼り付ける
編集作業のことです。
すると「全体の文字数」
「漢字数」「漢字率」と、
かんたんな「文章の評価」が
表示されます。
活用して漢字とひらがなの
比率を整えましょう。
⑰ 改行を多めにする
続いて
「改行を多めにする」ですが、
Web上では上から下へと
スクロールしながら読んでいくため、
改行を多めにしたほうが
圧倒的に読みやすくなります。
書くスペースに決められた行数がないため
いくらでも下に向かって広げていけますので、
なるべくきゅうくつな文面にならないように
心がけましょう。
実際に上記の文を改行なしで書いてみると、
以下のような感じになってしまいます。
改行なしで書いた場合の例
Web上では上から下へとスクロールしながら読んでいくため、改行を多めにしたほうが圧倒的に読みやすくなります。書くスペースに決められた行数がないためいくらでも下に向かって広げていけますので、なるべく窮屈な文面にならないように心がけましょう。
変わりますよね。
ブログでは改行を多めにとって
ごちゃついたきゅうくつな文面に
ならないように、
文章の風通しをよくしましょう。
⑱ 共起語を入れる
続いて
「共起語を入れる」ですが、
共起語とはあるキーワードといっしょに
頻繁に出現する単語のことをいいます。
たとえば
「副業」というキーワードでは、
在宅・時間・ランキング・
仕事・収入・会社・紹介
などが共起語にあたります。
狙ったキーワードで記事を書いていると、
自然と記事中に含まれる
単語なわけですから、
そんな共起語が多いほど
網羅性(もうらせい)の高い記事として
Googleにも効果的なアピールとなります。
その物ごとに関するすべてを
広くカバーしていることやで。
そんな網羅性を高めるために
共起語を調べたいときには、
無料の共起語検索ツールが便利です。
記事中に入れたいですね。
⑲ シンプルな文章を意識する
続いて
「シンプルな文章を意識する」です。
⑩の「一文一義で文を作成する」や
⑭の「一文は40〜60文字以内にする」にも
通じることですが、
極力、シンプルな文章を心がけましょう。
伝えたいことをあれもこれもと
一文に詰め込んでしまうと、
情報の過積載になってしまい、
読んでくれる読者の脳に
負担がかかってしまいます。
ムダな情報や表現は、
できるだけ削り落として
いくようにしましょう。
⑳ 句読点を適切に使う
続いて
「句読点を適切に使う」です。
句読点は「くどくてん」ではなく
「くとうてん」と読みます。
句点「。」: 文の終わりに使う
読点「、」: 文の区切りなどで使う
次のとおりです。
句点の基本ルール
・ 文の終わりに使う
・ かぎ括弧「」や、まる括弧( )の文末には使わない
・ まる括弧を文の最後に使うときは、まる括弧のあとに使う
・ 出典、注釈、クレジット等を明記する場合は、まる括弧の前に使う。
・ 「!(感嘆符)」や「?(疑問符)」のあとには使わない
句点とは「。」のことで
文の終わりに使います。
「 」や( )の文末には、
基本的に使いません。
ただし( )に関しては、
文の最後に使うときには、
( )のあとに句点を使うのが
ルールです。
・ 私は毎朝4時に起きて朝活をしている(もっぱらブログ記事作成)。
さらに出典や注釈を明記したり、
著者名、編集者などの
クレジット表記を明記したりする場合には、
( )の前に句点を使います。
各コンテンツの著作者や
提供者を示すものやで。
・ 反骨心が俺の恩人であり相棒さ。(ROLAND著『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』)
また「!(感嘆符)」や
「?(疑問符)」のあとにも
句点は使いません。
はてなマークです。
・ 危ないので絶対禁止!
・ サンプルはいかがでしょうか?
「、」のことで
以下のような場合に使います。
読点の基本ルール
・ 主語が長い場合
・ 文が区切れる場所
・ 読み間違いを防ぎたい場合
・ 名詞を並列して書く場合
・ 修飾・被修飾の関係を明確にしたい場合
・ 文の流れが逆説に向かう場合
長い主語の場合は読点を使います。
逆に短い主語の場合は使いません。
・ 子どものころに憧れていた職業は、プロサッカー選手だ。
・ 僕はプロサッカー選手になりたかった。
文が区切れる場所や
読み違いを防ぎたい場合、
名詞を並列して書く場合には、
読点を使います。
・ 帰宅途中に書店に立ち寄ったら、あいにく定休日だった。
・ 今、夜の10時だ。 今夜の10時だ。
・ 社長も、専務も、常務もみんな会議に顔を出した。
他にも修飾・被修飾の関係を
明確にしたい場合や、
文の流れが逆説に向かう場合に
読点を使います。
以下の参考例のように
絡み合った修飾・被修飾の関係を
明確にしたい場合には、
短い主語の後ろであっても
読点があったほういいですね。
・ 僕は、音楽を聴きながらストレッチをしている友人に声をかけた。
・ 僕は音楽を聴きながら、ストレッチをしている友人に声をかけた。
・ 今日は休日だったが、店内は思ったよりすいていた。
ややこしく感じるかもですが、
基本は最初にしっかりと
マスターしておきましょう。
㉑ トンマナを合わせる
続いて
「トンマナを合わせる」ですが、
トンマナとは「トーン(tone)」と
「マナー(manner)」の
略称のことです。
つまり、記事やコンテンツにおいての
雰囲気や世界観に、
一貫性を持たせることをいいます。
統一性のない記事は読んでいて
どうしてもあべこべな印象を
受けてしまいますからね。
・ 僕はジャイアンです。ガキ大将です。
・ 俺はジャイアンだ。ガキ大将だぜ。
ジャイアンはドラえもんでおなじみの
わんぱくなガキ大将です。
上記の悪い例のようなセリフでは、
キャラクターに不釣り合いですよね。
それまでのイメージとの
ギャップやズレが、
ないようにしましょう。
㉒ 推敲する
いよいよ最後になりますが、
㉒は「推敲する」です。
推敲とは文章をよくしようと
何度も練り直すことをいいます。
むずかしい言葉だよね?
もともと中国やってさ。
唐代、都の長安に科挙(官吏の登用試験)を受けるためにはるばるやってきた賈島は、乗っているロバの上で詩を作っていた。その途中、「僧は推す月下の門」という一句を口ずさんでから、「推す」のほかに「敲く」という語を思いついて迷ってしまった。彼は手綱をとるのも忘れ、手で門扉を押すまねをしたり、叩くまねをしたりしたが、なかなか決まらなかった。あまりにも夢中になっていたので、向こうから役人の行列がやってきたのにも気づかず、その中に突っ込んでしまった。さらに悪いことに、その行列は知京兆府事(長安の都知事)、韓愈の行列であったため、賈島はすぐに捕らえられ、韓愈の前に引っ立てられた。そこで彼は事の経緯をつぶさに申し立てた。優れた名文家であり、漢詩の大家でもあった韓愈は、賈島の話を聞き終わると、「それは『敲く』の方がいいだろう、月下に音を響かせる風情があって良い」と言った。そして、二人は、馬を並べていきながら詩を論じ合った。
このことから「文章を書いた後、字句を良くするために何回も読んで練り直すこと」を「推敲」という。
引用:Wikipedia
記事を書き終えたあとで読み直し
推敲することで、
記事としての文章の質を
さらに高めることができます。
どういうふうにすればいいの?
推敲するときのおすすめのコツは
次のとおりです。
推敲するときのおすすめのコツ
・ 時間を置いてから読み直す
・ 声に出して音読する
・ 印刷して読み直す
・ 第三者に読んでもらう
書き終えたあと、時間を置いて
いったんその記事を寝かせます。
そうすることで、
書き手と記事とのあいだに距離が生まれ
書き手自身が客観的に
記事を見ることができます。
中には2〜3日は置くなんて
人もいますよ。
また、書き終えたあとにその記事を
声に出して音読することも効果的です。
音読することで文章の息づかいの間や
文章のリズム感におかしな点があれば、
気づけるからですね。
印刷して読み直すことも
パソコンの画面で読み直すより
客観的視点を持てます。
あとは実際に自分以外の第三者に
読んでもらって感想を聞けるといいですね。
読みやすい文章を
目指しましょう。
まとめ:Webライティング
書き方の基本【22点】

今日はWebライティングの書き方の基本
【22点】をご紹介して来ました。
最後にもう一度まとめておくと、
まとめ:Webライティング 書き方の基本【22点】
① | テーマを設定する |
② | 競合サイトの記事を分析する |
③ | タイトルを設定する |
④ | 最初に記事構成を考える |
⑤ | 見出しを設定する |
⑥ | リード文を作成する |
⑦ | 結論を先に伝える |
⑧ | 箇条書きで要点をわかりやすくする |
⑨ | 表・画像を活用する |
⑩ | 一文一義で文を作成する |
⑪ | 冗長表現は避ける |
⑫ | 専門用語は極力使わない |
⑬ | 表記ゆれをなくす |
⑭ | 一文は40〜60文字以内にする |
⑮ | 主語と述語がねじれないようにする |
⑯ | 漢字とひらがなの比率を整える |
⑰ | 改行を多めにする |
⑱ | 共起語を入れる |
⑲ | シンプルな文章を意識する |
⑳ | 句読点を適切に使う |
㉑ | トンマナを合わせる |
㉒ | 推敲する |
細かくあげるとまだまだありますが、
とりあえずはこのあたりを
意識して書くだけでも
読みやすさは格段にアップします。
Webライティングは通りすがりの
Web上で、いかにして読者の目にとまり
読んでもらえるかという、
いわば特殊技術なんですね。
Web上で読んでもらうためには、
Web上で読まれるための書き方が必要です。
いつまでたっても
読まれません。
順次、記事は書き足していきますので、
ともに読まれるためのライティングを
学んでいきましょうね。
より、ブログに特化した書き方としては、
保存版!SEOライティング
書き方の基本【30点】に
まとめていますのでそちらをどうぞ。
というわけで今回は以上です。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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