サッカー

元プロが語る!「日本のサッカー」と「海外のサッカー」の質の違い

サッカーマッチアップの画像

 

こんにちは。
必死に張り切る ひしはり です。

 

ひしはり
ひしはり
同じサッカーなのに
「日本のサッカー」と「海外のサッカー」って違うものなの?

「日本のサッカー」と「海外のサッカー」って
どう違うの?

本記事では
このような疑問にお答えします。

 

本記事の内容

❶ 「日本のサッカー」と「海外のサッカー」の質の違い

❷ 「世界を知る」という事の大切さ

❸ 「海外サッカー留学」という子供の頃からの夢

❹ サッカーは「文化!」そして「生きる手段!」

❺ 「世界に出ろ!」本田圭佑選手の言葉の真意

❻ 「厳しさ」と「非情さ」というプロの洗礼

 

今日は「日本のサッカー」
「海外のサッカー」の違いについて
実際に私自身の経験を通して感じた事を
記事にまとめたいと思います。

日本代表選手クラスでも
「国内組」「海外組」という
言われ方をしますが
結論、海外での選手生活の方が
心身ともに研ぎ澄まされるのは
当然の事です。

本記事を読めば、
「日本のサッカー」
「海外のサッカー」の質の違いがわかり
なぜ、よりプロ意識の高い選手が
海外へ出るのかといった事が
わかってもらえると思いますよ。

 

この記事を書いている人

この記事を書いている私はブログ歴3年目

現在は本業のサラリーマンの傍ら副業ブロガーとして活動しています。

元海外プロサッカー選手

Twitter(ひしはり人生再構築ブロガー)のフォロワーは2100人ほど。

「日本のサッカー」と「海外のサッカー」の質の違い

反則の画像

 

海外クラブで私が初めて
練習生として練習に参加した
初日の印象ですが、
それまで自分が10年近く
携わって来たサッカーとは
まったく別のスポーツの様に
感じましたね。

ミニゲーム形式の練習があったのですが、
本当に「ラグビーか?!これ!」
思うほどのギャップを
感じた事をおぼえていますね。

とにかく激しいですし、
本気も本気の
バッチバチのバッチバチでしたね(笑)

サッカーにも当然ルールがあって
それを守らなければ
「ファール(反則)」になりますよね。

日本では子供の頃から
ファール(反則)はしてはダメと
教えられますし、
そう条件付けされます。

これは日本人の感覚では
当たり前のことですよね。

だって日本人にとっては
サッカーは「スポーツ」なんですから。

ファール(反則)はしては
ダメなんですから。

してはダメな事だから
ファール(反則)なんですからね。

ところがですよ・・・

私が留学していた国(以下A国)では・・・

「基本すべてファール(反則)です!」(笑)

 

ひしはり
ひしはり
ここの差はでかいですよ!

 

A国では相手選手からボールを奪う時には
基本すべてファール(反則)です。

正規の練習後の居残り練習で
ミニゲームをする時でも
基本すべてファールです(笑)

日本の様に
(少なくとも私が経験して来た)
和気あいあいの居残り練習とは
ケタ違いの本気度MAXです。

 

ひしはり
ひしはり
疲れるっちゅうねん!(笑)

 

子供の頃からそんな環境で
プレーしている子供たちは
攻撃側も守備側も当然
あらゆるスキルが磨かれて
すごくレベルの高い個人技を
身に付けます。

考えてみて下さいね。

あなたが試合中にドリブルしているとして
日本の様にファールはダメと
教えられている選手たちが
ボールを奪いに来るのと
ファールで止めるのが当たり前と
思っている選手たちが
ボールを奪いに来るのとでは
プレッシャーが全然違いますよね。

さらにそんなA国の選手たちは
ファールと思われない様に
ファールをする事が出来る技術も
身につけています。

これにはすごく細かい技術があって
現地の言葉で「マリーシア(ずる賢さ)」
と呼ばれる所以になっています。

「ワールドカップ」
「オリンピック」
FIFAクラブワールドカップ」などの
「本気モード」での大会の海外選手同士の
マッチアップをよーく見て下さい。

審判にわからない様に、
(時にはバレバレなのもありますが)
ほぼほぼファールで
止めに行っていますよ。

ただ、相手選手が
間合いの取り方がうまかったり
間合いの外し方がうまかったりして
そこまでファールが目立たないだけで
基本ファールありきで
止めに行っています。

これはある程度のレベルでの
サッカー経験者なら
わかる事だと思いますよ。

それと日本人はまじめですから
すべての国際大会を
まじめにプレーしますが、
海外の選手たちは
本気モードの試合でしか
100%の力は出しません。

親善試合などの
エキシビジョンマッチなんかは
程よく手を抜いたプレーをします。

本気モードの試合とは先ほどあげた
「ワールドカップ」
「オリンピック」
「FIFAクラブワールドカップ」などの
国やクラブの威信やタイトルがかかった
試合の事です。

すべての試合を本気で戦っていたら、
ケガや故障のリスクもありますから
海外の選手はその辺の割り切り方も
徹底していますね。

これに関しても技術なんでしょうけど、
手抜き感がバレない程度に
手抜きしていますね(笑)

これも見る人が見たらわかると思います。

「世界を知る」という事の大切さ

地球を眺める男性の画像

 

私はサッカー王国と言われる国へ
サッカー留学をして
二部リーグではありますが、
1年目でプロ契約して
合計3年間の現役時代を
海外で過ごした経験があります。

今からもう25年くらい前の話です。

まず、結論として言えるのが、
「日本のサッカー」
「海外のサッカー」とでは、
根本的に出だしからまったく
考え方が違うという事です。

前回の2018年ワールドカップ
ロシア大会終了後に
「本田圭佑選手」がインタビューで
今後の日本のサッカーについて
聞かれた時に若い選手への
メッセージとして
「とにかく世界へ出ろ!」
言っていましたね。

私自身は本田選手の様な
超一流の選手には
なれませんでしたが、
この言葉の真意は
同じく海外でのプロサッカーを
経験した選手として非常に共感出来ます。

どんなジャンルや業界でも
そうだと思いますが、
世界を知るという事は
自分の基準値が圧倒的に
跳ね上がります。

世界的にその業界のトップに
君臨しているのが
日本の文化の場合に限り例外ですが、
世界を知るという事は、
いやが応にも視野が広がりますからね。

世界基準を知る事で視野が広がり自分の基準値も跳ね上がる!

 

「海外サッカー留学」という子供の頃からの夢

サッカー少年の画像

 

私がプロサッカー選手を夢見て
海を渡った当時は、
日本でようやくサッカーの
プロリーグである「Jリーグ」
発足してまだ間もない頃でした。

子供の頃から
多くのサッカー少年の例にもれず
私も「キャプテン翼」という
サッカーマンガの
影響を大きく受けて
将来は海外へサッカー留学して
プロになると夢見ていました。

私が子供の頃は日本にはまだ
プロのサッカーリーグがなく
サッカーだけで食べている
プロのサッカー選手も
数人しかいない状況でした。

奥寺康彦選手木村和司選手など)

そんな時代背景もあって
プロになるなら海外留学というのは
自然と子供の頃から頭の中にありました。

留学するまでの
紆余曲折の状況については
以下の記事にくわしくまとめていますので
合わせて読んでいただけたらと思います。

 

警報の画像
約束の場所へ・・・人生初の強烈な「警報」が頭の中で鳴り響いた!頭の中で人生初の強烈な「警報」が鳴り響いた体験を知りたいですか?本記事ではそんな私の人生の転機となった「警報」についてご紹介しています。頭の中で人生初の強烈な「警報」が鳴り響いた体験を知りたい方はぜひ、記事をご覧下さい!...

 

前置きが長くなってしまいましたが、
この記事の本題である
「日本のサッカー」
「海外のサッカー」
どう違うのかを私なりの視点で
ご紹介して行きたいと思います。

サッカーは「文化!」そして「生きる手段!」

ビーチサッカーの画像

 

まずはサッカーというものの
出だしですが、
日本ではサッカーといえば、
「スポーツ」の一つであり
「習い事」の一つです。

私のいた国では
サッカーは「文化」であり、
まさに「生きる手段」
そのものなんですね。

A国は世界最大といわれるほどの
非常に貧富の差が激しい国です。

全国民の約60%もの人々が貧困層
属しています。

その貧困層の多くの子供たちが、
プロサッカー選手を幼い頃より
「生きる手段」として目指すんですね。

プロになる事が出来れば、
とりあえず一旦、
食の不安からは解消されますからね。

A国にはプロサッカーチームが
何百チームもあります。

クラブには寮があり、
正式に「ジュベニール(中学生世代)」
「ジュニオール(高校生世代)」
練習生として契約出来れば
クラブチームの寮で暮らす事
(もしくは食事をする事)が出来ます。

地元出身の選手たちもいますし、
遠方から親元を離れてクラブの寮で
生活している若い選手もいます。

貧困層の世帯では、
育ち盛り、食べ盛りの男の子が
家から出て行ってくれると
大変助かる訳ですね。

その子も練習生として
入団テストに受かれば
クラブでお腹いっぱいの
食事が出来ますので、
それこそまさに筋金入りの
「ハングリー精神」です。

正直、サッカーに対する気合が違います。

その子の親も
その子がクラブに入団してくれれば、
その子の分の食事を幼い弟や妹に
回す事が出来ますので、
早くから家を出て
クラブチームを転々とする
若い選手がゴロゴロいる訳ですね。

日本では習い事という
位置付けですので、
月会費を払えば
クラブでサッカーが出来ますよね。

中学、高校、専門学校、大学と
部活やサークルとして月会費なしで
サッカーをする事も出来ます。

まあ厳密にいえば
少額の「部費」を徴収されているところも
あるかとは思いますが。

A国では以下の様に
各世代の階層が分かれています。

 

  • インファンチウ(小学生世代)
  • ジュベニール(中学生世代)
  • ジュニオール(高校生世代)
  • プロフェッショナル(プロ契約者)

 

それぞれの階層での
入団テストに受からなければ
クラブチームで
サッカーをする事が出来ません。

A国では一般的に
満21歳までにプロ契約して
プロサッカー選手になれなければ、
プロとしてのサッカーの道は
あきらめなければいけません。

そんなサッカー王国の
お国事情もあって
街には多くのアマチュアのチームが
存在していますし、
アマチュアの大会も
頻繁に開催されています。

そこらへんのアマチュアの選手の中には、
プロ顔負けの選手もゴロゴロいます。

サッカーを取り巻く環境が、
日本とA国ではこの様に出だしから
まったく違う訳です。

かたや「スポーツ、習い事」
かたや「文化、生きる手段」

子供の頃からそこにかける
情熱や気合、執念みたいなものが
まったくの別物なんですね。

これはもう、
どちらがいいとか悪いの話でなく
現実としてそういう事になっています。

ですから当然、
その国の代表選手クラスになれば、
世界一流のバケモン級の
選手ばかりですね。

ここまではサッカーに対する
向き合い方というか
メンタル的な違いを
ご紹介して来ましたが、
ここからは実際のプレーに対する違いを
ご紹介したいと思います。

 

要点まとめ

【日本のサッカー】
   スポーツ・習い事

【海外のサッカー】
   文化・生きる手段

満21歳までにプロ契約出来ないと
プロの道は断念

 

「世界に出ろ!」本田圭佑選手の言葉の真意

離陸する飛行機の画像

 

前述の様に
海外のサッカーは当たりが激しいと
いわれる所以はこういったところから
来ているんですね。

特に私が所属していた二部リーグは
激しさMAXの
バッチバチのバッチバチです。

へたにボールをキープしていたら
すぐに削られて
骨折してしまう様な勢いです。

実際に私もゲーム形式の練習で
190cmくらいある
相手選手の両足タックルを
足首に受けて削られて骨が見え、
ひざまで「石膏(せっこう)」
固める羽目になった事があります(痛)

一部リーグになればその激しさも
さらに洗練されて要所要所だけの
バッチバチになって行きます。

お互いが無駄なファールを
しなくなって行くイメージですね。

そんな環境でのし上がって来た選手が
レベルが高いのは
容易に想像がつくと思います。

日本人選手とは、
バックボーンが違い過ぎるんですね。

それでも日本代表に招集される
「海外組」といわれる選手たちは日々、
そういった厳しい環境で
プレーしている訳ですから、
やはり「国内組」よりも1枚も2枚も
上手なんじゃないでしょうか。

もちろん国内のJリーグで
活躍している選手の中にも
素晴らしい選手は
たくさんいると思います。

そんな選手たちが世界に出て
世界基準を知る事で
さらなる選手としての
進化を遂げられると思いますね。

世界のビッグチームを
渡り歩いた本田選手が、
国内の若きJリーガーに
「世界に出ろ!」という言葉の真意
そこにあるんですね。

今のサッカー少年たちは、
日本にプロリーグがありますので
海外へわざわざサッカー留学するとか
武者修行するとかいった発想自体が
ないのかもしれませんね。

今は日本にいても
プロになれる時代ですからね。

Jの下部組織などの環境も
当時とはくらべものにならないくらいに
充実していますし、
プロの指導者も
たくさんおられますからね。

ただ若いプロサッカー選手や
プロを目指している選手で
もし、海外への短期留学や
レンタル移籍のチャンスがあった時には
迷わず挑戦してほしいですね。

 

ひしはり
ひしはり
本当に全然サッカーの質が違いますから!

 

そこを経験して自分の財産に出来るのと
そうでないのとでは、
その後のサッカー選手としてのキャリアに
大きな差がついてしまいます。

本場の海外でしか感じ取れない
プロの厳しさ、プロの非情さを
ぜひ、肌で感じてほしいのです。

「厳しさ」と「非情さ」というプロの洗礼

プロの洗礼の画像

 

最後に「プロの厳しさ」
「プロの非情さ」の話をして
終わりたいと思います。

私が所属していたチームに
他のチームから
引き抜かれて来た選手が来ました。

A国では選手同士の
トレードや移籍なども
頻繁に行われます。

よくある光景ですが、
他の街からたった一人で
サッカー用具が入ったカバン一つを持って
何時間もバスに揺られてやって来ます。

大体来たその日からすぐに
練習に参加するのですが、
レギュラーチームとサブチームに分かれて
初めての紅白戦でその選手はサブチームで
参加しました。

そこで何が起こるかというと、
その新しく来た選手と
マッチアップした逆のチーム
(ここではレギュラーチーム)の選手が
全員ことごとくその選手の事を
削り倒すんですね。

ボールを持つ度に即行で
削られ倒されるんです。

まさしくよそ者への洗礼ですね。

その選手も削られても削られても
怒る事もなく何回でも
立ち上がる訳ですよ。

それがA国では当たり前なんですよ。

A国のクラブチームは、
どこもそこまで資金的に
裕福な訳ではないですから
クラブに一人選手が新しく増えると
他の誰かがクビになってしまう可能性が
大なんですね。

だからこそそこはみんな
生き残りをかけて
むちゃくちゃシビアになる訳です。

その選手もそのシビアな洗礼を
乗り越えて行かなければ
そのチームでの居場所を
確保出来ない訳ですから
絶対に弱音は見せません。

遠方から引き抜かれてチームにやって来て
結果が出せなければ、
わずか1日の練習で切られて
次の日にはいなくなった選手も
一人や二人ではありませんでした。

子供の頃からサッカーに

携わって来ましたが、
日本でプレーしていた時は、
ここまでの厳しさ、非情さと
接する事がなかったので、
日本人の私にとっては正直、
そんな光景に胸が痛みましたね。

「そこまでするか!」とね。

でもそこがサッカー選手としての
「日本人の甘さ」といわれたら
それまでなんですよね。

まさに大げさではなく
「生きるか死ぬか」の戦いなんですね。

そんな気合いでサッカーに携わっている
サッカー少年やサッカー選手が
日本にどれくらいいるでしょうか。

A国ではそれはごく当たり前の事です。

まとめ

 

今日は「日本のサッカー」
「海外のサッカー」の違いについて
実際に私自身の経験を通して感じた事を
記事にまとめてみました。

いかがでしたか。

今回の記事でわかる事は、
基準値の差がそのまま
レベルや強さの差へ
直結するという事です。

少しでもさらなる高みを目指して
日々、精進したいものですね。

ではまた次の記事でお会いしましょう。

必死に張り切る ひしはり でした。
今日はここまで。

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